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函館山岳会の歩み

函館山岳会活動の歩み

函館山岳会は,昭和25年4月に個人37名,社会人団体,高校山岳部等が参加創立されて,令和2年11月で創立70周年を迎えております。

この間において会員個々の努力により,その成果として積雪期では道南の狩場山山系,遊楽部山系,大千軒岳山系,道内のニセコ山系,羊蹄山,大雪山系,十勝山系,夕張山系,日高山系,さらに本州北アルプス,八ケ岳山系,夏期では沢登りを中心とした道南の山々,大雪山系,夕張山系,日高山系等に足跡を残しております。

海外登山では昭和52年インド,タルコット峰登山隊への参加(登頂),昭和53年函館インド,ホワイトセール峰登山隊への参加(敗退),昭和54年ネパール,パルチャモ峰(敗退),昭和63年中華民国,玉山(登頂),平成7年,19年マレーシア,キナバル峰(2回登頂),平成8年タンザニア,キリマンジェロ峰(登頂)に足跡を残しております。

海外トレッキングでは昭和50年,54年ネパール,ゴーキョピーク(2回),昭和59年アンナプルナ内院,平成14年アンナプルナ山群北部,昭和49年,平成9年ランタン渓谷(2回),平成19年中国四川省,四姑娘山山麓,平成21年中国雲南省玉龍雪山山麓,梅里雪山山麓,老君山山麓が行われております。

しかし,今日までの過程には,昭和49年4月前千軒岳行方不明事故(ヘリコプターによる救助),昭和54年7月メップ岳目名沢滑落事故(ヘリコプターによる救助),死亡事故となった昭和63年11月大千軒岳での病気死亡事故が発生し,数回の山行方針の見直しを行っております。

山岳会の基本方針は,会としての目標は掲げず,会員個々の意欲と努力により,会全体のレベルアップが図られるものと考えており,月2回の全会員レベルに適合した月例山行と,メンバーのレベルによる会員山行を行っております。現在の会員は9名ですが,会員の高齢化の進行,若手会員の減少により,中高年主体の山岳会となっております。

 現在の主な山行は,月2回の月例山行を実施しており,夏期では道南の山々を主体に一般コースからの尾根歩き登山,積雪期では函館近郊の横津山系,木地挽山系等の登山を実施しております。その他,月1回の例会を実施し,山行報告,山行計画の協議等を行っております。過去の事故経験から会員山行の管理は,理事会において審査し承認する事にしております。

 最後になりますが,昭和47年5月より毎月函館山岳会ニュースの発行を続けており,令和2年12月現在において585号となっております。また,このニュースを7~8年ごとにまとめ,函館山岳会報3号,4号,5号,6号,として4冊の会報を発行しております。以前の創刊号,2号を含め6冊の会報を発行しております。今年の5月には会報7号を発行しております。

 春一番の花々を求め,夏の高山植物の観賞,秋の紅葉狩り,厳冬の樹氷の
観賞等,四季の自然を満喫しながら山々を登っております。70年の伝統が有り,地道な山登りを実践している山岳会ですが,共に末永く登山を楽しむ仲間を募集しております。            連絡先:0138-57-6861(野口まで)

2011年8月3日水曜日

芦別岳,富良野岳 2011年7月28日~31日

     芦別岳 (新道コース往復), 
 富良野岳 (十勝岳温泉コース往復)
                      7月28日~31日

メンバー 6名
7月28日 曇一時雨  新道コース往復
  7:50亀田支所3名出発。8:10七飯町3名合流出発。9:13八雲落部ICで道央自動車道に入る。八雲付近はガスで見通しが良くないが,豊浦から明るくなる。10:30有珠山SAで早めの昼食。OTさんの手作りおでん,Mさんから冷えたスイカをいただく。11:12出発。11:30千歳恵庭から道東自動車道に入る。13:00夕張ICで降り,道の駅メロード内のAコープで夕食,朝食を購入。13:40出発。R274(樹海ロード)を進み,14:37R237を北上。14:50占冠道の駅で休憩と給油。15:13出発。16:25山部太陽の里キャンプ場着。17:30夕食。焼きそば,焼きうどん等Mさんよりご馳走になる。19:00小雨が降り始める。19:30就寝。

7月29日 曇
  4:00起床。雨は止んでおり,雲は有るが空は明るい。4:15朝食。テントは建てたままにし,5:154名出発。2名は富良野市の観光を楽しむ。5:20キャンプ場手前の登山口着。
入山届けを記入しゲートを開け急な登りの樹林帯から歩き始める。6:00高度570m休憩。霧のかかる林の中が明るくなる。登り~平坦~登りを繰り返す。6:28「伸吟坂」の看板が有る。ここからが本当の登りの始まりらしい。石と土の道をひたすら登る。6:55休憩。7:05出発。7:10見晴台840m。
 晴れていれば富良野盆地,十勝連峰,大雪の山々が見えるはずだが,本日はガスで展望は無い。7:30高度980m付近の平坦地に出る。
 7:50鶯谷(ユーフレ小屋からの覚太郎コース分岐)で休憩。雲の間には青空が見える。8:05出発。ガイド本ではここから細い尾根とあったが,明確な道に危険性は感じない。2カ所程ロープが張られていたが,ガスの為高度感は無く,対岸の夫婦岩Xルンゼも見えない。石~岩~岩場の道となり順調に進む。
 9:00半面山1377m。広い平坦地に鉄のポールが立っており,奥のダケカンバに鐘が下げられている。ここもガスで十勝連峰は見えないが,雲の切れ間に芦別岳が見える。9:13出発。緩い下りの道で樹木が切れ左手に芦別岳を感じながら気持ちがはやる。9:23熊の沼通過。ウサギギク,ヨツバシオガマ等が咲いている。道は雲峰山への登りとなり,深い所で2m程掘られている涸れ沢を進み10:00雲峰山1560m着。本谷の展望はガスの中だが,芦別岳頂上への道が迫る。2名の先行者が見える。10:20出発。





 岩ゴロの道を惜しい程下り,切れ落ちた細い尾根を注意しながら登る。雲峰山から目で追ったジグザグの道をジリジリと上り詰め,1700m付近より南側に回る。ハイマツの道を進み岩峰基部に取付く。岩の割れ目にイワギキョウ等が咲いている。岩峰を登り詰め11:00芦別岳頂上1726m着。

 眼下はガスに覆われ展望は無い。先行のご夫婦は晴れ間をみてカメラを構えて20分も経つと言う。4名が揃い記念撮影を撮り11:30下山開始。
 高度感の有る岩場を慎重に下る。ジグザグ道の花々を撮影しながら,登った道を下る。岩の道を登り返し12:12雲峰山で昼食を取る。12:30出発。13:03熊の沼を通過し半面山も下る。
13:50鶯谷通過。14:35見晴台を通過。富良野盆地が霞んで見える。長く単調な樹林帯を下る。
次第にぬかるみの道となり,雨が降った様に感じられる。15:52登山口に下山。
 キャンプ場ではMさん,OTさんがテントを撤収してくれており,アイスまでご馳走になる。疲労した体に甘さが染み渡る。今夜は雨が予想され吹上温泉白銀荘宿泊となる。16:50キャンプ場出発。宿の食事は自炊,または持ち込みであり,途中で夕食,朝食,昼食を買い揃える。18:30白銀荘到着。温泉入浴。19:30夕食。明日の富良野岳に備え21:20就寝。

                芦別岳の花々




7月30日 曇後晴 十勝岳温泉コース往復
 4:00起床。曇り空だが,盆地特有の気象状況と読み山行決定。ただ前日の疲れも有り,無理をせず予定の富良野岳~上ホロカメットク山縦走を富良野岳往復に変更する。4:20朝食。4:55登山の5名出発。1名は温泉付近を散策。5:02登山口駐車場1270m着。トイレも整備されている。天気は次第に良くなりつつある。



 5:15登山届けに記入し出発。安政火口までは火山岩が敷かれ,広く整備された道を歩く。5:50安政火口手前の沢(ヌッカシ富良野川)を渡る。岩のペイント印で迷うこと無く対岸に着く。程なくゴゼンタチバナ,イソツツジ等の花々が登山道の両側に見られる。次第に岩が大きくなり,ウコンウツギ,エザノツガザクラ等が目立ち始める。

 6:25上ホロ分岐1502m。標識が有り岩にペイントもされている。休憩している間にも数名の登山者が登って来る。岩ゴロの道が続き角材で土留めし,階段状に整備された所が切れ切れに出てくる。6:46三峰山沢をペイントをたどり渡る。長い階段状の道を登り7:00雪渓を渡る。7:15お花畑で休憩。天気予報は曇だが南側は青空も見え快晴。気温も上がってきている。
北側からガスが登ってきているのが見える。写真を撮り雰囲気を味わう。OKさんはナキウサギを発見。7:20出発。
 8:10高度1600m付近で休憩。三峰山への登山道がはっきり見える。形の良い十勝岳も確認出来る。8:25出発。8:30頑丈な作りの階段を登り,富良野岳肩分岐1740m着。
 
 階段登りが続く。両側がお花畑となりロープが張られている。高度を上げ登るとコマクサ,ヨツバシオガマ,イワブクロ,イワヒゲ等数種類の花々が一面に咲いている。土からガレの道となり落石に注意しながら登る。

 9:15富良野岳頂上1920m着。記念撮影をして,しばらく山頂の雰囲気を満喫する。原始が原,前富良野岳はガスに包まれている。9:45下山開始。霧のお花畑を行き交う登山者の中,ランニングをしながら登って来る若者達とすれ違う。
 10:15富良野岳肩分岐。11:05高度1550m付近で休憩。11:15出発。11:23雪渓通過。11:30三峰沢で先行していたNKさん,OKさんと合流する。出発し10分程下るとSTさんが大切なカメラを置き忘れた事に気づき引き返す。幸いな事に下山してくる方々の厚意に助けられ,無事手元に戻る。11:50上ホロ分岐通過。12:15安政火口分岐(ヌッカクシ富良野川)を渡る。何かの観測カメラが化物岩方面に向け設置されている。12:40登山口に下山。駐車場は満車で路肩にも止めている。
 白銀荘に戻り入浴。(再入館者300円で入浴)。OTさん,STさん,NKさんは吹き上げ温泉へ向かう。14:30休憩室で合流し15:15富良野駅へ出発。富良野市の新ご当地グルメ「オムカレー」の店を探し当て,16:40味処笑楽亭にて食事。大ぶりの野菜が入っておりズッキーニが美味しい。近くのスーパーで朝食を買う。17:30出発。17:55山部太陽の里キャンプ場で最終日を迎える。19:10就寝。
7月31日 薄曇
 4:50起床。5:00朝食。6:10キャンプ場出発。芦別岳全容が見える。8:15二風谷。霧雨が降り始めるが間もなく晴れる。8:35富川ICから日高自動車を経て道央自動車道に入る。9:15樽前SAで休憩。10:10有珠山SA。晴れて青空が見える。早めの昼食を取り給油も済ます。11:00出発。12:20八雲落部ICを降りる。13:00森町道の駅で休憩。13:35七飯町で給油後13:45解散。                                  (W記)
               富良野岳の花々

                      
                 

                     
                   

2011年8月2日火曜日

狩場山 千走川新道コース 2011年7月23日~24日

     狩 場 山    千走川新道コース
                      7月23日~24日 

メンバー 6名

7月23日 晴 
 午後2時亀田支所に集合。SOさん,SMさんと合流。Oさんは飛行場から直行亀田支所へ。間もなく会長とAさん集合。会長の車からテント,コンロ等一式をNKさんの車に入れ替え出発する。後発はOさん,Mさん二人は翌日早朝2時発の予定。午後5時10分賀老キャンプ地着。テントを組み立てる。今まで会長の世話でテントを組み立てていたが組立方が思うようにいかず戸惑いながらあれこれやってみる。5時25分先着4名で賀老の滝見物に出かける。展望台へ下り20分,帰り30分。

 6時30分コンクリート四阿内で会食準備,持ち寄りのおかずとSMさん奥さんの手作りの具たっぷりの豚汁をみんなで食す。SOさんからのドイツ白ワイン,会長差し入れの赤ワインを少々飲み合う。なぜか気が付いたら2本とも空でした。食後満点の星空を鑑賞。秋坂さんは流れ星を2つ発見,感動している様子。午後9時就寝。よく午前4時起床。朝食準備,朝食終了後片付けしている頃,5時後発の二人到着。             (NK記)
7月24日 晴
 午前2時 七飯町役場集合して真っ暗な中出発。途中コンビニで休憩し,4時30分「道の駅よってけ島牧」で最後の休憩。朝陽がきれいで今日の晴天がわかる。5時賀老高原キャンプ場着。先発者と挨拶をかわして5時10分出発。




 登山口には熊出没の大きな看板がある。道南には珍しくない看板なので気にせず5時30分出発。すぐ小川があり苔石で滑りそうなので気をつけて渡る。ダケカンバ林のやや急な登りを行くとツバメオモト,マイズルソウ,サンカヨウ,クルマバソウ等終わった花が道端に実をつけてある。高度が増して行くと、実から花へと変わっていく。温度も上がり衣服の調節をしながら,6時15分3合目。6時38分4合目。7時25分5合目。7時53分7合目・・・と,合目の看板がしっかりついている。
 山道は所々大きな木が横たわっている。また木々が茂り,上を見て下を見て時には左右を見て進んで行くが,それでも何回も頭をぶつけてしまう。視界が少し開けてくると,第一お花畑である。ここは入れない状態で,迂回路になっている。振り向くと綺麗なハート型の雪渓が見え,黄色いお花が咲いているが何の花かはわからない。真駒内コース分岐8時。先のパーティーのささやく声で熊がいることがわかる。

 雪渓のある上の岩場に親子熊を確認する。親子熊は我々人間を背伸びしながら見ているが,逃げるでも無く,向って来ることもない。ここでしばらく休憩様子を伺うことにする。後からも何パーティーか来ている。あまりの人間の多さに熊が恐れをなしたのか?やがて笹原へといなくなった。先のパーティーが歩き始めたので我々も進むことにする。



 雪渓は、硬い状態なので迂回して渡る。雪が解けたばかりの所にはショウジョウバカマの薄紫の花が咲いている。黄色いフギレオオバキスミレ,ミヤマキンポウゲ,ハイオトギリ,エゾカンソウ,ウコンウツギ,赤のベニバナイチゴ等の花々が咲いている。笛を吹きながら、8時55分南狩場山着。通ることが出来ない狭い岩の間をよじ登って行く。ハイ松やゴロゴロ石の急登を上り終えると広い第二お花畑である。
 先にあげた花のほかヨツバシオガマ,アオノツガザクラ,ピンクのツガザクラ,ミヤマキンバイ,シャクナゲ,シナノキンバイ,イワイチョウの花ざかりで一部雪渓の残っている付近はこれからが花のみどころである。また景色も最高で,奥尻島や羊蹄山,大平山,雄鉾岳遠くに駒ケ岳などの山並みがみえる。小さな親沼では青空が写り,子沼ではオタマジャクシやカエルを発見。山頂はすぐそこで,鳥居と三角点が迎えてくれる。
 9時30分山頂着。山頂には多くの登山者がいて座れない状態なので少し下がった所で休憩する。そこで京都から来たというご夫婦と知り合い山の話しや一緒に写真を撮って過ごす。
                                                                  10時10分下山開始。気が付くと山頂の登山者は誰もいない。すでに下山したようである。お花畑を歩いていると眼下に熊を発見する。お花畑の下である。こちらを見るでもなく食べ物を探している様子である。

 すれ違う登山者から,雪渓にも熊がいて爆竹で追い払ったとの情報を耳にする。10時30分南狩場山。雪渓は登った時と同じく迂回する。熊はいないようである。11時真駒内コース分岐。ここで休憩している,今金山岳会の人と合い言葉を交わす。その後,お花を堪能して下山。ここからの下山がとても長く感じたが登山口に13時5分着。14時千走温泉入浴(入浴料500円)。15時ここでNKさんの車(SOさん,Aさん)とお別れする。我々3名(SMさん,Mさん)は途中「よってけ島牧」で休憩して七飯町には16時10分着解散。
 久し振りの狩場山で,思いがけない熊とのありがたくない出会いで,大変ビックリした登山でした。登山口に到着してから熊出没の看板を改めて見ると「危険7月13日狩場山6合目~7合目付近において登山者が熊により威嚇を受け下山できない事態が発生しました。大変危険ですので登山は自粛をされますようお知らせいたします」と書かれてあった。出発前に看板をよく読んでいたら・・・。その時皆はどうしたのか? 会長が参加していたら登山をそのまましたのか? またお花畑で熊と出会い我々は,そのまま登っていったが、今日参加しなかった会員だったらどうしたのか? 後日ゆっくり話を聞きたいと思った。この日の登山者名簿には16パーティーの名が記載してあった。初めて野生の熊を2度見た貴重な経験をした山行でしたが,事故無く,怪我無く,無事下山できました。皆さんありがとうございました。
参加者感想
 道南で1番高い山はやはり疲れた。お花畑から眺めた山又山と言う雄大な眺めでした。有難うございました(M:メールをコピー))
 SMさんの奥さんの手作り豚汁,頂いたワインが美味しかった。飲めない私が一杯頂きました。ありがとうございました。登山中は木に頭を10回以上ぶつけた。お花は綺麗だったがこれから咲くものがあり時季的には早かったように思った。下山がとても長く感じた。熊にはビックリした等(A:登山中聴取)
 ①賀老の滝の水量はいつもよりすくなかった。
 ②賀老キャンプ地にはテントが10張りほどあった。
 ③夜空が綺麗だった。
 ④登山口までの道路が荒れていなかった。
 ⑤登山客(者)が多かった。
 ⑥熊!熊!熊!・・・・感想の一番
 ⑦Aさんが「私の亭主にも言われたことが無いくらいきつい言葉で注意された」
 ⑧相馬さん頑張りました。
 ⑨お花畑のルート閉ざされ今一花を楽しむことができなかった。
 ⑩事故もなく登山を楽しむことが出来ました。ありがとう。(NK:メールをコピー)
  昨年お世話になったSOさんも楽しんでいただき,熊にも遭え,天気にも恵まれ楽しい山行でした。SOさんには是非,忘年会にも参加して頂きたいと思っています。(SM:TELにて聴取)
 本当にありがとうございました。(SO:聴取)                (O記)

2011年8月1日月曜日

風不死岳 北尾根 2011年7月9日~10日

   風 不 死 岳    北尾根コース   7月9日~10日

メンバー 3名

7月 9日 曇
  13:50函館発。14:15七飯町。17:20徳舜瞥山登山口キャンプ場着。17:35テント設営。18:00味噌汁を作成し夕食。キャンプ場には2家族の大きなテントが張られている。酒を飲み歓談しながら過ごす。21:00就寝。夜半から天気予報通り雨となり一時的には強い雨となる。

7月10日 曇後晴
 4:20起床。幸い雨はあがっている。4:40朝食。5:10テント撤収。5:20風不死岳北尾根登山口へ出発。途中美笛峠前後で小雨に降られる。支笏湖湖畔の道を走る。苔の洞門駐車場を越えて4.5~4.7km程走り,5:50右側に有る登山口入口の林道入口を確認。
 200m程林道を入る。5:55登山口駐車場310m付近着。先には車止めが有り,登山ボックスが設置されている。天気状況は小雨もあがり,曇りだが何となく明るい感じである。
 6:10雨具の下を着用し出発する。車止めを回り込み車の走れそうな林道を歩く。約1km程歩き6:30高度420m付近から北尾根に取付く。北尾根コースとの標識が付けられている。ここから登路は急傾斜となり,ミズナラ,ナラ,カエデ等の樹林帯の中の根曲り刈分け道を登る。6:35三合目標識通過。曇り空で湿度が高く,風の無い樹林帯を大汗をかいて登る。道脇にはコイチヤクソウは多少多く咲き,オオダイコンソウは1株,これ以外の花は見つからない。マイズルソウは果実となっている。

 6:53~7:00高度580m付近小休止。上部がガスの中樹林帯の急登が続く。7:05五合目標識高度610m付近通過。ダケカンバ,ナナカマド等の樹林帯中を黙々と汗を流し登る。7:20~30六合目標識710mにて小休止。エネルギー,水分補給をする。コースを見上げるとガスの中にまだまだ急登が続く。7:45七合目標識810m通過。咲く花も無くただ黙々と登りに専念しながら高度を稼ぐ。

 8:00~10八合目標識890m付近にて小休止。エネルギー,水分補給をする。付近の樹林はダケカンバ帯となっている。ここから900mを越えると傾斜は緩み平坦となり左手にロープが張られ大沢への転落防止となっている。高度930m付近からトラロープ等の張られた泥や岩混じりの急斜面が現れる。慎重に登れば全く問題の無く通過出来る。5~6箇所フィックスを越えて急登を登る。
 8:28九合目標識1010m付近通過。濡れた笹の被った急登を登りを続ける。2~3箇所フィックスを通過し登ると風不死岳北の肩に出る。笹とミネヤナギ等の灌木帯を歩く。
 8:45風不死岳頂上1102m着。平坦な頂上で積み石に金属で作成された,頂上標識が埋め込まれている。ガスが湧き眺望は全くない。風は無く,ガスは薄く太陽の暖かさを感じる。行動食を取りのんびりと休憩する。周辺にはヨツバヒヨドリ,ミネアザミ,ヤマブキショウマ,マルバシモツケが咲いている。次第に北のガスが晴れてきて支笏湖が眺望出来るようになる。残念だが恵庭岳はガスの中。花々の写真,記念写真を撮りのんびりと頂上で過ごす。



 9:25下山開始。この頃になると南の樽前山側の眺望が開け始める。樽前山はガスの中だが東側の樹木の少ない山麓が要望出来る。支笏湖を見ながら下山を続ける。
 次第に樹林帯の急な下りとなりフックスロープの箇所は慎重に下る。次第に私の左股関節の痛みが増しゆっくりと下る。10:05~10七合目にて小休止。天気晴となり暑さが増した中を黙々と下る。10:35~45五合目にて小休止。時々支笏湖が樹林の間から見える。11:07作業林道に出る。11:20登山口駐車場に下山。
 11:37壮瞥温泉へ出発。12:20~14:00いつものヒカリ温泉にて入浴。14:05出発。17:10七飯町。17:25函館着。
  梅雨前線が北海道南部にかかり雨から曇りの天気予報でしたが,登山当日は降雨にあう事も無く予定通り登る事が出来ました。急登が続き8合目からはフックスロープの箇所も多く,多少緊張感も有る面白いコースで,往復5時間チョットで登れますが,ある程度の脚力が必要です。                      (N記)
GPSログ

2011年7月31日日曜日

ニセコアンヌプリ 五色温泉コース 2011年7月2日

ニセコアンヌプリ  五色温泉コース 2011年7月2日
メンバー  2名
7月2日 晴 
 8:10函館出発。5号線をのんびりと走り、11:33五色温泉キャンプ場駐車場着。満杯であったが出る車が有り駐車する。管理棟でキャンプ場使用料600円を支払い。その後のんびりと昼食を取り出発の準備をする。12:10出発。幾会となく登った道であり道脇に咲く花々を楽しみ、眺望の有る所で西のイワオヌプリ、ニトヌプリ、チセヌプリ、シャクナゲ岳、白樺岳、遠くに霞む目国内岳、雷電岳、岩内岳の眺望を楽しみながら上る。
五色温泉、ニトヌプリ、チセヌプリ、目国内岳を眺望
イワオヌプリ、ニトヌプリ、チセヌプリの眺望
 道脇に咲く高山植物ははじめはアカモノ、ハクサンボウフウ、ゴゼンタチバナ、マイズルソウ、ハイオトギリが咲き、高度が上がるとウコンウツギ、エゾイソツツジ、ハクサンチドリ、エゾノマルバシモツケ、チシマフウロウ、ミヤマキンバイ、ツマトリソウ等が咲いている。
 大汗をかいて登りだが天気が良いのでのんびりと登る。岩のジグザグを登るとすぐにアンヌプリ西峰に出る。
アンヌプリ西峰と南峰
アンヌプリ西峰からアンヌプリ頂上
 エゾカンゾウが咲く緩やかの登りで頂上を見ながら登る。13:55アンヌプリ頂上着。東の端で鏡沼を眼下に見て、羊蹄山を正面に見ながら休憩する。付近にはチシマフウロウがたくさん咲いている。天気晴れ風は弱いが汗を適当に吹き飛ばすので心地良い。北にはワイスホルン等の山々も眺望出来る。
アンヌプリ頂上にて

アンヌプリ頂上にて
 14:20下山開始。下りものんびりと下る。写真を撮り忘れた花花を撮影しながら下る。15:20キャンプ場に下山。テント設営しのんびりと自然の雰囲気を体感しながら、外で昼寝をしながら過ごす。17:30夕食。酒を飲みながら、夕暮れの山の雰囲気を堪能する。20:00就寝。 (N記)
チシマフウロウ
ハクサンチドリ
エゾカンゾウ
ゴゼンタチバナ
GPSログ






 


2011年7月30日土曜日

函館岳連夏山研修会 大平山 南西尾根コース 2011年6月25~26日

      函館岳連夏山研修会大平山   南西尾根コース  6月25日~26日
参加者 函館山岳会:4名,函館山の会:9名

6月25日 晴
 13:50函館出発。14:07七飯にて1名合流。16:45河鹿トンネル出口の広場着。17:00テント設営。17:10函館山の会9名合流。各自持参の料理,玉子スープを作り夕食。18:00より交流会開始。ワイン,ビール,焼酎等持参の酒を飲み,山の会が準備してくれたキャンプファイヤーを囲んで歓談する。各会の状況山の話をしながら交流する。寒気の為,キャンプファイヤーは有り難い存在であった。21:00過ぎ就寝。

河鹿トンネルを出た広場でキャンプファイヤー
6月26日 晴
  4:00起床。4:20朝食。テントは乾燥の為張ったままにする。5:05出発。林道を歩き入山者測定器を過ぎ左に緩やかに登る道に入る。5:10直ぐに登山ボックスが有り記帳。トドマツ植林帯を過ぎると枯れ沢状の中の道となる。ミゾホオズキ,ユキザサ,オオレイジンソウ,マイズルソウが所々に咲き,サイハイラン,オオバタケシマランも見つける。以前と違い登山者が多くなり道に草が被っている状況ではない。しかし手入れがされていないブナ,ミズナラ等樹林帯の急登の道は岩,泥,木の根,倒木を越えての登りである。今日は晴れで比較的乾燥した状況である。気温が低い為例年の様に虫に悩まされる事無く,黙々と急登を登る。
 5:58~6:10尾根取付き460m付近小休止。ここからは尾根上の急登を登る。ブナ,カエデ,ツツジ類,オオカメノキ等の樹林帯の急登である。ジンヨウイチヤクソウが少し咲いている。6:38尾根を東に越える650m地点通過。ここからは植生はがらっと変わり高木は無く,タニウツギの咲く,根曲り,ヨモギ,アキカラマツ等の被った道を掻き分けて登る。2箇所にフックスロープが張られ次第に岩が出てくる。岩の混じった急登のお花畑にはオオアマドコロ,タカネミミナグサ,チシマフウロウ,エゾカンゾウが咲きヒメエゾネギは蕾ある。

810mコブからの1109mコブ
 7:05コブ810m着。行動食,水分を補給し休憩する。付近にはチシマフウロウが咲き,イブキトラノオ,エゾカンゾウは蕾,トウゲブキ蕾もない。エゾスカシユリが1本咲いている。7:20出発。20m程灌木帯を下り1109mコブへの草の尾根を登る。草を掻き分けての急登で次第に岩が現れ,ハクサンチドリ,ミヤマアズマギク,アポイアズマギク(シロバナ),カラマツソウ,キジムシロ,イワベンケイ,チシマキンレイカ,ホソバツメクサ等が咲いている。7:53下のフィックスロープ7m960m付近を登る。付近にはミヤマハンショウズルが咲き,7:56上のフィックスロープ3m980m付近を登る。

上のフィックス980mを登る
付近にはアポイカラマツ,ミヤマオダマキ,チシマゼキショウ,カトウハコベ?,チシマキンレイカが咲きさらに登るとお花畑に続く。ミヤマセンキュウ,エソノハクサンイチゲ,ヒメナットウダイ等が加わり数々の花々が咲く,お花畑を東にトラバースしながら登る。途中でアツモリソウを一株見つける。東の尾根に回り前述の花々の他カノコソウ,ミヤマキンポウゲが咲く尾根を登る。
 8:25稜線1090m付近出る。ここからはハイマツ,タカネナナカマド,ダケカンバ,ミネカエデ等の樹林帯の不明瞭な道を掻き分ける。3年前には無かったトラロープが張られコースが確保されている。クロツリバナ,ミネカエデが咲いている。木藪を過ぎ稜線東側にはミヤマアズマギク群落,雪解け後にはカタクリ,シラネアオイ,ショウジョウバカマが咲くお花畑を登る。

1118mコブ手前にて
 8:50~9:03コブ1180mにて小休止。頂上は目と鼻の先である。稜線から頂上へは道が有るが直ぐにハイマツ,根曲りの藪漕ぎとなる。ここにもトラロープ等が張られコースが確保されている。シラネアオイが咲き乱れる草地を登る。

大平山頂上にて
 9:10大平山頂上1190m着。付近にはシナノキンバイ,ハクサンチドリ,ヒメナットウダイ,チシマフウロウ,カラマツソウ,イワベンケイ,エゾノハクサンイチゲが咲いている。頂上標識の有る広場で行動食を取り休憩する。青空の中,狩場山連峰にはまだ残雪が多いのが眺望出来る。記念写真を撮り9:35下山開始。

頂上からの下りこれから藪を漕ぐ
 登頂後登りの道をただ下るので気分は爽快,気楽になり写真を撮りながら下る。

1180mコブへの下り


お花畑を下り岩稜へトラバース
下のフックス960mを下る
 道南には無い景観のアルペン的雰囲気を楽しみ,花々を楽しみのんびりと下る。お花畑を下り岩場を通過し,下のフィックスロープは落石が有るので慎重に下る。

810mコブにて休憩

尾根超え地点を目指し草付きを下る
 10:35~55コブ810mにて小休止。滑り易い草付きを下り11:10尾根越え地点650mを通過する。樹林帯の尾根を下る。次第に疲労が増してくる。涸れ沢の急な下りは滑り易いので慎重に下る。足腰は踏ん張りが利かないので余計慎重に下る。12:25駐車場に下山。テント撤収後12:48宮内温泉へ出発。12:55~13:45温泉入浴。入浴料450円。14:05函館へ出発。16:50七飯町。17:10函館着。
 晴の良い天気に恵まれ,気温の低い中の登山となりました。お花畑が多く有り数多くの花々を,楽しむことが出来ました。時期により咲く花々が異なるので6月,7月,8月と登りたくなる山です。今回はまだ小さな草のオオヒラウスユキソウは7月中旬から見られます。 (N記)
                大平山の花々
エゾスカシユリ
アポイアズマギク
チシマキンレイカ
ミヤマハンショウズル
カノコソウ




ミヤマアズマギク群生
アポイカラマツ
エゾノハタザオ
オダサムタンポポ
ショウジョウバカマ
ホソバツメクサ
GPSログ