遭難対策協議会冬山遭難救助訓練 大沼スノーパークスキー場,横津岳北尾根 2024年2月18日
参加者 函館山岳会5名,今金山岳会7名
2月18日 晴
9:45函館出発。10:20函館大沼スノーパークスキー場着。10:50開会式。10:55から東側空き地でスケッドストレッチャー組み立て。11:00~30除雪の雪山を登ったり下ったりで,遭難者収容搬送訓練を実施する。11:30~12:20参加者各自車で昼食を取る。
12:30ゴンドラ乗車。12:50ゴンドラ終点駅920m着。各自スノーシュー,ワカンを装着。13:00から遭難者捜索訓練をしながらスキー場を登る。13:15リフト終点から少し下り,955m付近から横津岳北尾根に取付く。平坦なダケカンバ樹林帯を進む。次第に傾斜が増し,ジグを切り登る。トレースが付いておりラッセルの苦労は全くない。
13:35北尾根標高点1035.2m附近着。13:55まで小休止。この間にOさんは雪崩ビーコン訓練の埋設をしてくる。13:56ビーコン使用で,雪崩に埋まった遭難者発見訓練開始。ビーコンに表示される矢印,距離を見ながら捜索する。14:08遭難者の位置付近を特定し,ゾンデ棒により遭難者を確認する。スコップでビーコンの入って袋を掘り出す。
14:14下山開始。14:32~34リフト終点にて小休止。14:40ゴンドラ終点駅にて小休止。14:47ゴンドラ乗車。15:05ゴンドラ乗車駅前で解散式。15:20駐車場出発。16:00~17:00花の湯温泉入浴。17:20函館着。
遭難救助訓練は,夏冬一年おきに実施されております。冬山救助訓練は例年通り,スケッドストレッチャーでの搬送,ビーコン,ゾンデ棒での捜索,スコップ堀出し訓練を実施しました。
現実的には雪崩等では,全員が埋没しない限り,残りのメンバー,装備で救助,搬送することになりますが,メンバー,装備不足等では,早急に救助依頼をしなければなりません。(NG記)