大 千 軒 岳 旧道コース 6月7日
メンバー 4名
6月7日(木) 晴れ
5時上磯郵便局向いの駐車場集合。道道石崎・松前線607号に入りアップダウン・急カーブの連続の,思っていた以上に整備された車道で旧道登山口に7時30分着。
ブナ林のジグザグ道を行くと,ツバメオモトの花,すでに終わったツクバネソウが眼につく。例年であればギンリョウソウが見られるはずが見あたらない。8時10分 大千軒岳登山道(旧道)看板通過。ダテカンバや笹へと変わって行く。山道には雪が2箇所あるが気にはならない。汗をかきながら高度をあげていくが雪渓からの風が気持ちいい。熊の糞が何箇所か有り注意しながら登る。花はハクサンチドリ,フギレオオバキスミレ,オオサクラソウ,ツツジ類,カタクリ等も見ることができる。ミネザクラは終わりごろ,チシマフウロウ,カラマツソウは咲き始めている。
9時50分前千軒と大千軒・旧道登山口分岐。10時千軒平。千軒平から大千軒岳の花は言うまでもなく最高である。シラネアオイ群生,エゾノハクサンイチゲ群生,ミヤマアズマギクはこれからで盛りを迎えようとしている。ミヤマキンバイ,シナノキンバイ,キンレイカ,ミヤマキンポウゲ等他,名前のわからない花もあり色々な花の競演である。
11時大千軒岳山頂。今日の大千軒岳は我々だけ! 人気のある山なので誰かしらに必ず会う大千軒岳だがこんな日は始めてである。山頂は少しガスがかかり七つ岳,駒ケ岳は見えないものの,登ってきたルートははっきり見える。下山は11時20分千軒清水へより冷たい美味しい水で喉を潤し,11時50分千軒平に戻る。
千軒平の花を堪能して12時分岐。後は坦々と下山する。旧道登山口に13時20分。長い~車道をおり最終民家の田んぼにアマサギを見つけて大歓声をあげ知内温泉へ行く。15時知内温泉入浴(料金430円)。18時上磯郵便局向いの駐車場で解散。
大千軒岳へは新道コース、旧道コース、知内コースと3コースがある。知内コースよりはアップダウンがあり,山登りとしては面白く花も多い。旧道コースよりは手軽に登ることができるので好きなコースである。ただ,車に乗っている時間が6時間,山は5時間と車道の長いのが欠点である。これを我慢すると大千軒岳の大お花畑を見ることができる。
天気よし,花よし,雪渓よし,風はそこそこ,ガスはそこそこ楽しめた山行でした。 (OK記)
大千軒岳の花々