函館山 鶯谷コース～寒川コース往復～七曲りコース 2013年12月22日

　　　函館山　鶯谷コース～寒川コース往復～
　　　七曲りコース　　　　　　　２０１３年１２月２２日

メンバー　７名

 　　8:30函館八幡宮下駐車場集合。気温は低いが青空の良い天気である。8:40出発。八幡宮下の舗装道路を南に進む。左に函館市青少年研修センターを見て進み，車止めの有る立待岬からの観光道路に入る。8:52鶯谷コース登山口通過。杉林の沢状に入り8:55右の尾根に取付く。この頃から小雪がちらつくが直ぐに止む。左沢状が杉樹林帯で，右がナラ等樹林帯の急な尾根道を登る。積雪はまだ少ないが泥等は凍っている。次第に傾斜は緩み，やがて冬枯れの樹林帯をｼﾞｸﾞｻﾞｸﾞを切っての登りとなる。登るにつれ積雪は10cm程となる。冬枯れの樹林帯からは函館市街地が綺麗に眺望出来る。登りを続け最後は石垣を登り9:25千畳敷への道に出る。直ぐ先のＴ字路を右に入り，旧国鉄の無線中継所を目指す。

　　9:35~45寒川への下降地点にて小休止。簡易アイゼンを携行のメンバーは着用する。天気は良く西には白く輝く袴越岳，奥二岳，前千軒岳の山々が眺望出来る。下降路には太いﾌｯｸｽﾛｰﾌﾟが張られている。積雪の道の踏み跡は凍っており，ﾛｰﾌﾟを頼りに慎重に下る。道脇の積雪は滑らないのでｱｲｾﾞﾝ無しでも問題無い。道は西への尾根上から，次第に北の沢状への下りとなり，やがて尾根の腹をﾄﾗﾊﾞｰｽ気味に下る。ゴロ石が多くなりツル性樹木の茂った場所を過ぎると太いﾛｰﾌﾟの有る下りとなる。住居跡地の平坦地を過ぎると，寒川への最後の泥の急な滑り易い下りとなる。太いﾛｰﾌﾟを頼りに慎重に下る。

　　10:25寒川海岸に出る。付近には記念碑が３基設置されている。北風が強く岩陰で休憩となる。その後海岸，周辺を見て回る。11:15から昼食となり，Ｓさんのﾎﾟﾀｰｼﾞｭｽｰﾌﾟを暖めたのを頂き感謝する。またﾗｰﾒﾝを作るメンバーもいる。北風の為気温は低いが，日差しを受けながらのんびりと休憩する。ここは幾回も来ているが，強風，吹雪等でのんびり休憩出来るのは3～4回に1度程である。

　　12:00記念写真を撮り稜線への登高開始。滑り易い泥の急斜面をﾛｰﾌﾟを頼りに登る。下った道を登り返すのは寒川の魅力の一つである。沢状から尾根上の踏み跡道は，凍って滑り易いのでﾛｰﾌﾟを頼り慎重に登る。大汗をかいて登り12:43～50寒川下降点で小休止。

　　ここからは樹木の茂った旧要塞の連絡路を千畳敷に向かう。途中には崩れかけたﾚﾝｶﾞ作りの横穴が２箇所有る。更に旧砲台跡を２箇所見て回り千畳敷広場に向かう。大森浜，市街地を眺望しながら下る。

　　13:10千畳敷広場東屋着。陽が当たらず北風も有るので，広場の木製ベンチに移動し休憩する。13:20七曲りコースを下山開始。アンテナ基地の右側からコースに入り下る。ここも踏み跡は凍っており，道脇の積雪を下ると滑らない。各自判断し適当に下る。冬枯れのナラ等樹林帯の２１曲りを黙々と下る。13:50立待岬からの舗装道路に出る。
　　14:05~10碧血碑下の東屋で小休止。ここからは函館八幡宮の境内を通り，本殿でお参りをして階段を下り14:25駐車場に下山。14:35現地にて解散。
　　天気予報は曇りでしたが，青空の広がる良い天気状況となりました。北風が多少強く寒さを感じなからも，約６時間で冬の函館山を楽しむことが出来ました。
　　函館山には歴史の遺産が数多く残されており，また周辺には色々な神社仏閣等も多ので，北海道の一般の山々とは異なり，本州の山に似た雰囲気の有る山と思います。　　　　（ＮＧ記）