乙部岳 沢コース~尾根コース 2021年6月6日
メンバー 4名
6月6日 曇
4:05函館出発。5:45姫川林道乙部岳尾根コース登山口駐車場着。天気予報では1日中曇の予報で,周辺の山々は雲の中である。スマホは圏外でありOYさんが来ないので,6:05沢コース登山口へ出発。6:13登山口着。6:15 OYさん合流。
6:22出発。法面を登り杉植林帯を登る。高度280mより姫川支流の沢へ下降し,右岸の草の被った道を多少上り下りして進む。6:52第1渡渉点280m左岸へ渡渉。ここからも草等が被った道を多少登り下りをして進む。
7:14大岩の庇の下に行者洞との銘板が有る場所330m付近着。7:19まで休憩し左岸のブナ,ミズナラ樹林帯の道を進む。7:26右岸に渡渉。7:36~40九郎嶽社への分岐380m小休止。沢は多少細くなるが,昨日の雨の為水量は多い。右岸左岸へと飛び石等で,5~6回渡渉を繰り返し進む。飛び石は滑り易いので注意が必要である。
8:26~36尾根取付き440m付近で小休止し,行動食を取り今後の急登に備える。ブナ,ナナカマド,ダケカンバ樹林帯の急登をジグを切り登る。次第にガスの中となり尾根を登る。9:12尾根上800m付近大きな岩を通過。高度850m付近から北にトラバースし登ると,ガスの中に天狗岩870m付近が,右手に霞んで見えてくる。この付近の笹刈分けは道幅が狭いがジグを切り登る。
10:00稜線960m付近に出て小休止。ガスは無く稜線の山々が眺望出来る。10:10出発。ハクサンチドリ,シラネアオイの花々が咲く稜線を,写真を撮りながらのんびりと進む。10:27西尾根コース分岐995m通過。薄いガスの中,笹,灌木の稜線コブを上り下りしながら進む。遠い昔,登り下降した清水沢左股を見ながら登る。最後はナナカマド帯を登る。
10:57乙部岳頂上広場1016.9m着。方位盤,頂上標識が有り,三角点は北側に有る。残念だがガスの為眺望は全く無い。記念写真を撮り,のんびりと昼食を取る。レーダードームのトイレは閉鎖されていたとの事。
11:15下山開始。濃いガスの中稜線を下る。11:50西尾根コース分岐995m通過し西尾根に入る。平坦な根曲り刈り分け道を下り,次第にジクを切っての下りとなる。12:13コル820m通過。ここから尾根は多少細くなり,ナナカマド等の樹林帯尾根の上り下りとなる。1部にはフックスが張られている。12:42高度750m付近通過。多少根曲りが被った道を緩やかに下る。高度680m付近からは,またジグを切っての下りとなる。
13:00~10九郎嶽社分岐613mで小休止。西尾根550m~400mは急な下りであり,疲れも出ており慎重に下る。14:10登山口の鳥居前に下山。14:20出発。14:23沢登山口にてOYさんと分かれる。14:55~16:15厚沢部町上里温泉入浴。17:30函館着。
曇,ガスの中の登山となり,眺望は楽しめませんでしたが,数々の花々が咲く乙部岳の初夏を,楽しむことが出来ました。 (NG記)