仮 称 奥 三 角 山 596m 北尾根コース
函 館 山 岳 連 盟 冬 山 研 修 会 3月6日
参加者 函館山岳会8名,函館山の会6名 計14名
3月6日 小雪時々曇
7:20函館出発。7:45七飯町で1名合流。道路の除雪が良くないので慎重に走る。8:12大野ダム入口着。8:20開会式。8:25出発。8:30~40国道227号から作業道に入り,ワカン,スノーシュー等着用する。
昨夜からの湿雪25~30cmをラッセルしながら進む。メンバーが多いので5分程でトップを交代し進む。9:03高度350m付近から作業道を離れる。積雪が多く作業道が確認出来ない所もあり,GPSで現在地を確認しながら進む。
9:25~35作業道385m小休止。ここからは作業道通りに進む。相変わらず重い湿雪で,小雪の舞う中のラッセルである。
10:09~17作業道420m小休止。広い沢状に入り直ぐ右手の尾根に取付く。10:32広い尾根上465mに出る。南正面に目指す奥三角山が霞んで眺望出来る。目指すコースは急斜面であるが,樹木が有る場所もあり,広い緩やかな尾根上を進む。
高度480m付近より,次第に傾斜は増し,雪崩の危険が有る為,樹木の多い斜面を直登しラッセルする。ラッセルは場所により,太ももを越え雪を搔き分け登る。
11:27高度565m付近2m程の雪庇状を越える地点着。積雪10cm程だが,下は固雪でワカンの歯では登れない。トップが右に5m程トラバースすると雪面が割れ小規模な雪崩が発生。幸い3~4mで止まる。無理して雪庇状を越えても,下山時には危険なので,今日はここで下山と決定しメンバーに説明する。
11:33下山開始。登りのステップは直ぐに崩れるので,慎重に下る。12:02~15作業道420m付近で小休止。行動食を取りのんびりと休憩する。ここからはトレース通りに黙々と下る。13:00国道227号に出る。13:05駐車地点に下山。13:20閉会式。13:24温泉に出発。13:48北斗市せせらぎ温泉着。14:00~15:00温泉入浴。15:05温泉出発。15:50函館着。
小雪時々曇の天気でしたが,幸い無風状況の中の研修会となりました。夜半からの湿った降雪が多く,作業道,急斜面の良いラッセル訓練になりました。また視界が悪く,積雪が多い中現在地の確認には,GPSでの判断等も良い訓練になりました。 (NG記)