雁皮山 中野ダムから北尾根コース
2016年4月10日
メンバー 7名
7:00亀田支所出発。7:15中野ダム駐車場着。天気晴れで一日中荒天の心配の無い予報である。7:20出発。例年のダム下の渡渉点は水量が多く,ダム側のブロックが敷かれた箇所を慎重に渡る。雁皮川沿いの林道を進む。7:35右岸へ渡渉。7:45左岸へ渡渉。いずれも飛び石を渡る。残雪はほとんど無い林道を進む。
7:54沢筋から離れ高度を上げる。8:04頃から林道はジグザグを切り始める。8:15~20林道が大きく東側を回るので笹藪を30m程ショートカットする。
8:21~30林道420mにて小休止。ここからは所々残雪の残る,傾斜の緩いトドマツ植林帯の林道を進む。北には樹林越に烏帽子岳,袴腰岳が眺望できる。8:43林道二股460m分岐を右に入る。左は袴腰岳登山口を経由し中野ダムに戻る事が出来る。残雪が多少多くなりた林道を進む。しかし北尾根の残雪状況が気になりながら進む。
9:17~25北尾根取付き630mにて小休止。見た所尾根上には多少根曲りが出ているが,残雪は続いている様である。
尾根に取付き見通しの利くブナ,ダケカンバ樹林帯を登る。気温が低い為,残雪はまだ固くキックステプで足場を広げ登る。
9:48雁皮山北峰の北のコブ740m通過。根曲りを5m程掻き分け下り,緩やかな下りでダケカンバ帯を南に向かう。直ぐに雁皮山北峰の登りとなる。
9:55雁皮山北峰747m通過。樹木の間に雁皮山が眺望できる。下りは所々根曲りが出ており,東側の残雪を求め下る。平坦なダケカンバ等の疎林帯となり,途中の大きな岩を目指して進む。大岩を過ぎると目指す雁皮山への北尾根が見える。
残雪が少ない様だが,尾根上を目指し残雪上を斜行して登る。
残雪を辿り尾根上に出ると残雪が無く,道の無い灌木帯の尾根を進む。やがて根曲り藪漕ぎとなるが,東側に残雪が有り少し下り,後は残雪を登り尾根上730mに出る。ここは樹木が無く横津岳,烏帽子岳,袴腰岳,泣面山等の眺望が良い。直ぐ先には頂上が見える。
10:35雁皮山標識の有る頂上743.3m着。天気快晴で南には蝦夷松山,函館市街地,西に三森山,古部丸山,恵山,汐首山が眺望できる。暖かい日を浴びのんびりと行動食を取り,写真を撮りながら休憩する。
11:00下山開始。730mまで尾根を下り,ここからは残雪の有る尾根東側を下る。途中で登りのトレースと合流する。11:26雁皮山北峰通過。11:33北峰北のコブ通過。11:45尾根取付き林道に下山。11:55まで休憩。
後は今日の天気に恵まれた事に,感謝しながら林道を下る。雁皮川に出ると道脇に咲く,福寿草,キクザキイチゲ,ゾエンゴサク,エンレイソウの花々を楽しみながら下る。13:30中野ダム駐車場に下山。13:45出発。14:00亀田支所解散。
快晴の天気に恵まれ,所々根曲り等の藪漕ぎも有りましたが,多少の緊張感も有り楽しい山行となりました。北尾根コースは林道歩きが長く,尾根には夏道が無く積雪期だけ楽しめる気楽なコースです。 (NG記)