五色温泉~ニトヌプリ~チセヌプリ
2015年9月22日
メンバー5名
5:00起床。5:20各自朝食を取る。6:05テントは張ったままにして出発。観光案内所前の橋を渡り,五色温泉からイワオヌプリへの遊歩道を登る。8:20登山ボックス810mで登山届けを記帳し,40mほどの急斜面の新しくなった階段を登る。樹林帯に入りしばし登ると傾斜が落ちて火山灰の道となる。6:45イワオヌプリ分岐930m通過。6:47大沼分岐940mからニトプリへ向かう。920mから30m程フックスロープの張られた,白い火山礫急斜面を下る。下った地点からニトヌプリの登りまでは,雰囲気の良いシラタマ,ツツジ類の灌木帯の道である。湿地を過ぎニトヌプリへの登りとなる。
7:05~10高度883mで小休止。ダケカンバ等樹林帯のジグザグを切った道を登る。7:28コブ1000mを越えて,10m程下りニトヌプリヘの登りとなる。再びダケカンバ,ネマガリ刈分けを登る。 7:45ニトヌプリ頂上1080m着。7:55メンバー全員頂上着。天気快晴,北にはイワオヌプリ,アンヌプリが,西にはニトヌプリが眺望出来る。行動計画より40分遅れているので8:00急いでチセヌプリとのコルへ下山開始。2015年9月22日
メンバー5名
5:00起床。5:20各自朝食を取る。6:05テントは張ったままにして出発。観光案内所前の橋を渡り,五色温泉からイワオヌプリへの遊歩道を登る。8:20登山ボックス810mで登山届けを記帳し,40mほどの急斜面の新しくなった階段を登る。樹林帯に入りしばし登ると傾斜が落ちて火山灰の道となる。6:45イワオヌプリ分岐930m通過。6:47大沼分岐940mからニトプリへ向かう。920mから30m程フックスロープの張られた,白い火山礫急斜面を下る。下った地点からニトヌプリの登りまでは,雰囲気の良いシラタマ,ツツジ類の灌木帯の道である。湿地を過ぎニトヌプリへの登りとなる。
ハイマツ帯から樹林帯に下ると,泥と岩のぬかるんだ道で慎重に下る。8:30~55メンバー全員ニトヌプリ登山口駐車場着。この時点で沼巡りは断念の気配が濃厚となる。
9:00チセヌプリへ出発。ネマガリ刈分け道を登り,次第にダケカンバ等樹林帯の大きなゴロ岩と泥の道を登る。930m付近からダケカンバ樹林帯を抜け,再び樹林帯にはいるが,直ぐに笹刈分け等の道を登る。眼下にニセコパノラマライン,雪秩父等を身ながら高度を上げる。快晴の良い天気の中の登高は気持ちが良い。 9:50から1100m付近で遅れたメンバーを待つ。10:30ようやくメンバーが登って来る。2箇所の岩の所がなかなか越せなかったとの事。笹,ハイマツの道を登る。
10:45チセヌプリ頂上着。9:55には先のメンバーは頂上に着いたとの事。ここで協議し沼巡りは断念し,ここから引き返す事にする。
男性2名がコルの駐車場まで下り,パノラマラインを走り,五色温泉まで戻り,車で迎えに来る事に決定する。10:502名は下山して行く。私と女性2名は,行動食を取り水分補給をして11:05来た道を戻り下山開始。
11:20高度1070mで事故発生。女性メンバー1人が岩場で1m程飛び降り,岩の間で足首を痛める。足首がかなり痛い状況である。登って来た男性がテーピングで足首を固定しくれる。また鎮痛剤を提供してくれる。見た目ではあまり腫れていない状況で,軽いねんざと判断する。彼女のザックは私が背負い,自力で下山と判断し,彼女は痛む足での下山となる。見るに見かねてか,様子を見ていた男性は心配して,彼女に付き添って下ってくれる事になる。地元蘭越町なので,また登れるとの事である。私が誘導し一歩一歩の下山となる。男性は時には彼女を支えてくれる。岩場は尻で滑ったり,滑る泥の道はストックと人で確保して下る。時間がかかるが確実に下れる事となる。下山口近くになると彼女の口も軽くなってくる。
13:05チセヌプリ登山口駐車場に下山。事故現場から1時間30分かけての下山であった。 13:15先に下った男性2名が車で迎えに来る。事故状況を話し,車での迎えを感謝する。13:25五色温泉へ出発。13:40キャンプ場着。テント撤収し13:55出発。
14:00~14:50ニセコ山の家温泉入浴。15:15函館へ出発。18:55亀田支所解散。
ニトヌプリ~チセヌプリ~長沼~神仙沼~大谷地~大沼の山と沼巡りは,メンバーの足並みが揃わず断念しました。チセからの下りの岩場で事故は,不注意により発生しましたが,なんとか自力で下山しました。
厳しい山行では体力,技術力,判断力が求められ,わずかなミスで事故も発生します。今回は途中で断念した事が,事故が発生したにもかかわらず,短時間でキャンプ場に戻る事が出来,不幸中の幸いで有ったと考えられます。
また車を取りに行った男性メンバー2名は,マラソンもやっており,訓練として走ったとの事で感謝する次第です。
更に足首痛めた女性メンバーに付き添ってくれた,蘭越町の男性にも感謝をする次第です。 (NG記)