狩 場 山 千走川新道コース
7月23日~24日
メンバー 6名
7月23日 晴
午後2時亀田支所に集合。SOさん,SMさんと合流。Oさんは飛行場から直行亀田支所へ。間もなく会長とAさん集合。会長の車からテント,コンロ等一式をNKさんの車に入れ替え出発する。後発はOさん,Mさん二人は翌日早朝2時発の予定。午後5時10分賀老キャンプ地着。テントを組み立てる。今まで会長の世話でテントを組み立てていたが組立方が思うようにいかず戸惑いながらあれこれやってみる。5時25分先着4名で賀老の滝見物に出かける。展望台へ下り20分,帰り30分。
6時30分コンクリート四阿内で会食準備,持ち寄りのおかずとSMさん奥さんの手作りの具たっぷりの豚汁をみんなで食す。SOさんからのドイツ白ワイン,会長差し入れの赤ワインを少々飲み合う。なぜか気が付いたら2本とも空でした。食後満点の星空を鑑賞。秋坂さんは流れ星を2つ発見,感動している様子。午後9時就寝。よく午前4時起床。朝食準備,朝食終了後片付けしている頃,5時後発の二人到着。 (NK記)
7月24日 晴
午前2時 七飯町役場集合して真っ暗な中出発。途中コンビニで休憩し,4時30分「道の駅よってけ島牧」で最後の休憩。朝陽がきれいで今日の晴天がわかる。5時賀老高原キャンプ場着。先発者と挨拶をかわして5時10分出発。
登山口には熊出没の大きな看板がある。道南には珍しくない看板なので気にせず5時30分出発。すぐ小川があり苔石で滑りそうなので気をつけて渡る。ダケカンバ林のやや急な登りを行くとツバメオモト,マイズルソウ,サンカヨウ,クルマバソウ等終わった花が道端に実をつけてある。高度が増して行くと、実から花へと変わっていく。温度も上がり衣服の調節をしながら,6時15分3合目。6時38分4合目。7時25分5合目。7時53分7合目・・・と,合目の看板がしっかりついている。
山道は所々大きな木が横たわっている。また木々が茂り,上を見て下を見て時には左右を見て進んで行くが,それでも何回も頭をぶつけてしまう。視界が少し開けてくると,第一お花畑である。ここは入れない状態で,迂回路になっている。振り向くと綺麗なハート型の雪渓が見え,黄色いお花が咲いているが何の花かはわからない。真駒内コース分岐8時。先のパーティーのささやく声で熊がいることがわかる。
雪渓のある上の岩場に親子熊を確認する。親子熊は我々人間を背伸びしながら見ているが,逃げるでも無く,向って来ることもない。ここでしばらく休憩様子を伺うことにする。後からも何パーティーか来ている。あまりの人間の多さに熊が恐れをなしたのか?やがて笹原へといなくなった。先のパーティーが歩き始めたので我々も進むことにする。
雪渓は、硬い状態なので迂回して渡る。雪が解けたばかりの所にはショウジョウバカマの薄紫の花が咲いている。黄色いフギレオオバキスミレ,ミヤマキンポウゲ,ハイオトギリ,エゾカンソウ,ウコンウツギ,赤のベニバナイチゴ等の花々が咲いている。笛を吹きながら、8時55分南狩場山着。通ることが出来ない狭い岩の間をよじ登って行く。ハイ松やゴロゴロ石の急登を上り終えると広い第二お花畑である。
先にあげた花のほかヨツバシオガマ,アオノツガザクラ,ピンクのツガザクラ,ミヤマキンバイ,シャクナゲ,シナノキンバイ,イワイチョウの花ざかりで一部雪渓の残っている付近はこれからが花のみどころである。また景色も最高で,奥尻島や羊蹄山,大平山,雄鉾岳遠くに駒ケ岳などの山並みがみえる。小さな親沼では青空が写り,子沼ではオタマジャクシやカエルを発見。山頂はすぐそこで,鳥居と三角点が迎えてくれる。
9時30分山頂着。山頂には多くの登山者がいて座れない状態なので少し下がった所で休憩する。そこで京都から来たというご夫婦と知り合い山の話しや一緒に写真を撮って過ごす。
10時10分下山開始。気が付くと山頂の登山者は誰もいない。すでに下山したようである。お花畑を歩いていると眼下に熊を発見する。お花畑の下である。こちらを見るでもなく食べ物を探している様子である。
すれ違う登山者から,雪渓にも熊がいて爆竹で追い払ったとの情報を耳にする。10時30分南狩場山。雪渓は登った時と同じく迂回する。熊はいないようである。11時真駒内コース分岐。ここで休憩している,今金山岳会の人と合い言葉を交わす。その後,お花を堪能して下山。ここからの下山がとても長く感じたが登山口に13時5分着。14時千走温泉入浴(入浴料500円)。15時ここでNKさんの車(SOさん,Aさん)とお別れする。我々3名(SMさん,Mさん)は途中「よってけ島牧」で休憩して七飯町には16時10分着解散。
久し振りの狩場山で,思いがけない熊とのありがたくない出会いで,大変ビックリした登山でした。登山口に到着してから熊出没の看板を改めて見ると「危険7月13日狩場山6合目~7合目付近において登山者が熊により威嚇を受け下山できない事態が発生しました。大変危険ですので登山は自粛をされますようお知らせいたします」と書かれてあった。出発前に看板をよく読んでいたら・・・。その時皆はどうしたのか? 会長が参加していたら登山をそのまましたのか? またお花畑で熊と出会い我々は,そのまま登っていったが、今日参加しなかった会員だったらどうしたのか? 後日ゆっくり話を聞きたいと思った。この日の登山者名簿には16パーティーの名が記載してあった。初めて野生の熊を2度見た貴重な経験をした山行でしたが,事故無く,怪我無く,無事下山できました。皆さんありがとうございました。
参加者感想
道南で1番高い山はやはり疲れた。お花畑から眺めた山又山と言う雄大な眺めでした。有難うございました(M:メールをコピー))
SMさんの奥さんの手作り豚汁,頂いたワインが美味しかった。飲めない私が一杯頂きました。ありがとうございました。登山中は木に頭を10回以上ぶつけた。お花は綺麗だったがこれから咲くものがあり時季的には早かったように思った。下山がとても長く感じた。熊にはビックリした等(A:登山中聴取)
①賀老の滝の水量はいつもよりすくなかった。
②賀老キャンプ地にはテントが10張りほどあった。
③夜空が綺麗だった。
④登山口までの道路が荒れていなかった。
⑤登山客(者)が多かった。
⑥熊!熊!熊!・・・・感想の一番
⑦Aさんが「私の亭主にも言われたことが無いくらいきつい言葉で注意された」
⑧相馬さん頑張りました。
⑨お花畑のルート閉ざされ今一花を楽しむことができなかった。
⑩事故もなく登山を楽しむことが出来ました。ありがとう。(NK:メールをコピー)
昨年お世話になったSOさんも楽しんでいただき,熊にも遭え,天気にも恵まれ楽しい山行でした。SOさんには是非,忘年会にも参加して頂きたいと思っています。(SM:TELにて聴取)
本当にありがとうございました。(SO:聴取) (O記)
7月23日~24日
メンバー 6名
7月23日 晴
午後2時亀田支所に集合。SOさん,SMさんと合流。Oさんは飛行場から直行亀田支所へ。間もなく会長とAさん集合。会長の車からテント,コンロ等一式をNKさんの車に入れ替え出発する。後発はOさん,Mさん二人は翌日早朝2時発の予定。午後5時10分賀老キャンプ地着。テントを組み立てる。今まで会長の世話でテントを組み立てていたが組立方が思うようにいかず戸惑いながらあれこれやってみる。5時25分先着4名で賀老の滝見物に出かける。展望台へ下り20分,帰り30分。
6時30分コンクリート四阿内で会食準備,持ち寄りのおかずとSMさん奥さんの手作りの具たっぷりの豚汁をみんなで食す。SOさんからのドイツ白ワイン,会長差し入れの赤ワインを少々飲み合う。なぜか気が付いたら2本とも空でした。食後満点の星空を鑑賞。秋坂さんは流れ星を2つ発見,感動している様子。午後9時就寝。よく午前4時起床。朝食準備,朝食終了後片付けしている頃,5時後発の二人到着。 (NK記)
7月24日 晴
午前2時 七飯町役場集合して真っ暗な中出発。途中コンビニで休憩し,4時30分「道の駅よってけ島牧」で最後の休憩。朝陽がきれいで今日の晴天がわかる。5時賀老高原キャンプ場着。先発者と挨拶をかわして5時10分出発。
登山口には熊出没の大きな看板がある。道南には珍しくない看板なので気にせず5時30分出発。すぐ小川があり苔石で滑りそうなので気をつけて渡る。ダケカンバ林のやや急な登りを行くとツバメオモト,マイズルソウ,サンカヨウ,クルマバソウ等終わった花が道端に実をつけてある。高度が増して行くと、実から花へと変わっていく。温度も上がり衣服の調節をしながら,6時15分3合目。6時38分4合目。7時25分5合目。7時53分7合目・・・と,合目の看板がしっかりついている。
山道は所々大きな木が横たわっている。また木々が茂り,上を見て下を見て時には左右を見て進んで行くが,それでも何回も頭をぶつけてしまう。視界が少し開けてくると,第一お花畑である。ここは入れない状態で,迂回路になっている。振り向くと綺麗なハート型の雪渓が見え,黄色いお花が咲いているが何の花かはわからない。真駒内コース分岐8時。先のパーティーのささやく声で熊がいることがわかる。
雪渓のある上の岩場に親子熊を確認する。親子熊は我々人間を背伸びしながら見ているが,逃げるでも無く,向って来ることもない。ここでしばらく休憩様子を伺うことにする。後からも何パーティーか来ている。あまりの人間の多さに熊が恐れをなしたのか?やがて笹原へといなくなった。先のパーティーが歩き始めたので我々も進むことにする。
雪渓は、硬い状態なので迂回して渡る。雪が解けたばかりの所にはショウジョウバカマの薄紫の花が咲いている。黄色いフギレオオバキスミレ,ミヤマキンポウゲ,ハイオトギリ,エゾカンソウ,ウコンウツギ,赤のベニバナイチゴ等の花々が咲いている。笛を吹きながら、8時55分南狩場山着。通ることが出来ない狭い岩の間をよじ登って行く。ハイ松やゴロゴロ石の急登を上り終えると広い第二お花畑である。
先にあげた花のほかヨツバシオガマ,アオノツガザクラ,ピンクのツガザクラ,ミヤマキンバイ,シャクナゲ,シナノキンバイ,イワイチョウの花ざかりで一部雪渓の残っている付近はこれからが花のみどころである。また景色も最高で,奥尻島や羊蹄山,大平山,雄鉾岳遠くに駒ケ岳などの山並みがみえる。小さな親沼では青空が写り,子沼ではオタマジャクシやカエルを発見。山頂はすぐそこで,鳥居と三角点が迎えてくれる。
9時30分山頂着。山頂には多くの登山者がいて座れない状態なので少し下がった所で休憩する。そこで京都から来たというご夫婦と知り合い山の話しや一緒に写真を撮って過ごす。
10時10分下山開始。気が付くと山頂の登山者は誰もいない。すでに下山したようである。お花畑を歩いていると眼下に熊を発見する。お花畑の下である。こちらを見るでもなく食べ物を探している様子である。
すれ違う登山者から,雪渓にも熊がいて爆竹で追い払ったとの情報を耳にする。10時30分南狩場山。雪渓は登った時と同じく迂回する。熊はいないようである。11時真駒内コース分岐。ここで休憩している,今金山岳会の人と合い言葉を交わす。その後,お花を堪能して下山。ここからの下山がとても長く感じたが登山口に13時5分着。14時千走温泉入浴(入浴料500円)。15時ここでNKさんの車(SOさん,Aさん)とお別れする。我々3名(SMさん,Mさん)は途中「よってけ島牧」で休憩して七飯町には16時10分着解散。
久し振りの狩場山で,思いがけない熊とのありがたくない出会いで,大変ビックリした登山でした。登山口に到着してから熊出没の看板を改めて見ると「危険7月13日狩場山6合目~7合目付近において登山者が熊により威嚇を受け下山できない事態が発生しました。大変危険ですので登山は自粛をされますようお知らせいたします」と書かれてあった。出発前に看板をよく読んでいたら・・・。その時皆はどうしたのか? 会長が参加していたら登山をそのまましたのか? またお花畑で熊と出会い我々は,そのまま登っていったが、今日参加しなかった会員だったらどうしたのか? 後日ゆっくり話を聞きたいと思った。この日の登山者名簿には16パーティーの名が記載してあった。初めて野生の熊を2度見た貴重な経験をした山行でしたが,事故無く,怪我無く,無事下山できました。皆さんありがとうございました。
参加者感想
道南で1番高い山はやはり疲れた。お花畑から眺めた山又山と言う雄大な眺めでした。有難うございました(M:メールをコピー))
SMさんの奥さんの手作り豚汁,頂いたワインが美味しかった。飲めない私が一杯頂きました。ありがとうございました。登山中は木に頭を10回以上ぶつけた。お花は綺麗だったがこれから咲くものがあり時季的には早かったように思った。下山がとても長く感じた。熊にはビックリした等(A:登山中聴取)
①賀老の滝の水量はいつもよりすくなかった。
②賀老キャンプ地にはテントが10張りほどあった。
③夜空が綺麗だった。
④登山口までの道路が荒れていなかった。
⑤登山客(者)が多かった。
⑥熊!熊!熊!・・・・感想の一番
⑦Aさんが「私の亭主にも言われたことが無いくらいきつい言葉で注意された」
⑧相馬さん頑張りました。
⑨お花畑のルート閉ざされ今一花を楽しむことができなかった。
⑩事故もなく登山を楽しむことが出来ました。ありがとう。(NK:メールをコピー)
昨年お世話になったSOさんも楽しんでいただき,熊にも遭え,天気にも恵まれ楽しい山行でした。SOさんには是非,忘年会にも参加して頂きたいと思っています。(SM:TELにて聴取)
本当にありがとうございました。(SO:聴取) (O記)