函館地区山岳連盟冬山研修会 雁皮山北峰, 雁皮山 西尾根コース 2021年3月7日
参加者 函館山岳会3名,函館山の会22名,今金山岳会2名 計27名
3月 7日 快晴
7:10中野ダム駐車場着。既に大勢の参加者が来ている。7:20開会挨拶。7:33出発。7:40ダム下の亀田川を渡り林道に入る。7:53小沢を左岸に渡渉しスノシュー,ワカンを着用。7:58高度235mから西尾根に取付く。残雪は固く締まりワカンの歯を利かせ登る。ブナ,ナラ樹林は次第に傾斜は増し急登を登る。所々には細い作業道が確認できる。
8:26~8:32標高点413m付近小休止。しばらくは平坦な西尾根を歩く。高度450m付近からは再び傾斜が増した尾根を登る。北には横津岳連山が樹木越に眺望出来る。
8:52~55高度550m付近小休止。9:04中野ダムから続いている林道578mを横断。西尾根は600m付近からはブナ,ダケカンバの広い傾斜の緩い尾根となる。9:27標高点631m通過。東へ進むと次第に右に雁皮山,左に雁皮山北峰が見えてくる。
9:52~56稜線コル700mにて小休止。緩やか登りで雁皮山北峰を目指す。次第に傾斜の増したダケカンバ帯を登る。
10:08雁皮山北峰747m頂上着。昨年4月には無かった小さな標識が付けられている。泣面山,三森山の眺望を楽しみ,行動食を取り休憩する。記念撮影後,まだ時間が早いので10:30雁皮山も登る事にして下山開始。
10:44コル700mから雁皮山への稜線に取付く。東側斜面をトラバイス気味に登り稜線に出る。雪庇が東に出ているので,注意しながら雁皮山北尾根を登る。720m付近からはまだ白い横津岳,烏帽子岳,袴腰岳の眺望が良く,写真を撮りながらのんびりと登る。
11:00雁皮山頂上743.3m着。頂上北側は樹木が有り眺望は無い。東には三森山,遠くに恵山,南には蝦夷松山が眺望出来る。記念写真を撮り11:07下山開始。11:20コル700m通過し西尾根を下る。11:34標高点631m通過。11:41~49高度620m小休止。11:55林道578m横断。12:49林道235m付近に出る。12:58中野ダム駐車場に下山。13:00閉会式。13:05現地解散。
西尾根は,620mから稜線コル700mまでは傾斜の緩い広いダラダラの尾根なので,ガス,吹雪の時には現在地確認が難しいので,GPS利用による判断が必要です。快晴無風の絶好の登山日和に恵まれ,暖かい日差しの中,早春の雁皮山を楽しむ事が出来ました。(NG記)