三森山 南尾根コース 2017年3月19日

　三森山　南尾根コース　2017年3月19日

メンバー　３名
３月１９日　快晴
　 6:20根崎ラグビー場出発｡6:45水道局取水施設入口除雪車回転広場着。天気予報でも今日一日の晴天は確約されている。6:55大船林道を出発。7:00矢別ダムへの作業林道に入る。天気快晴残雪は適当に締まっているが，潜る箇所もある。7:02~07ワカン着用。快調に作業道を進む。8:05作業道360mより南に折り返す。

　 8:12~27作業道380m小休止。ここから緩やかに下り登り返す。8:50矢別ダムへの作業道から上女岳沢に入る地点380m付近。この付近は大木の倒木数本が有り，潜ったり，乗越えたりで通過する。鉱山跡を目指し上女岳沢右岸を進む。8:55ｺﾝｸﾘｰﾄ構造物通過。

　 9:05鉱山跡400mを通過し道状を登る。9:06~16南尾根取付き405mで小休止。

  行動食を取り今後の登りに備える。ブナ樹林帯の雪は，適当に締まりワカンで登り易い。急登を登り平坦部を越えて登る。9:43古い作業道540mに出て進む。9:50広い作業林道540mに出て小休止。

  ここからはブナ，ダケカンバの樹林帯を緩やかに登る。10:11作業道600m横断。10:20作業道660m横断。10:38左に夏道登山口が有る作業道695m横断。
　 ここからダケカンバ樹林帯の急登を登り800m稜線を目指す。気温が上がり，ワカンでも多少潜る状況となり，一歩一歩高度を上げる。雪崩を警戒し樹木の多い斜面を登る。

  10:57稜線下の雪庇下に出る。登り易い弱点を探し登り，最後は手で雪庇を崩しステップを作り登る。11:00雪庇の上頂上稜線に出る。

  西風が有るが快晴の中，のんびりと頂上へ向かう。小さな上り下りをしながら頂上を目指す。

　 11:15樹木の無い広場の三森山頂上842.1m着。頂上には何もなく以前あった標識と鐘は倒れたのか，また雪の下なのか解らない。西には横津岳，烏帽子岳，袴腰岳が樹木に邪魔されながらも見える。北には羊諦山，東には海向山，恵山，南には下北半島，函館山，大千軒連峰，西には蝦夷松山，雁皮山が眺望出来る。天気に恵まれた中，写真を撮り過ごす。

　 11:30下山開始。11:39~40雪庇を下る。11:41~12:00南尾根770mで行動食を取り小休止。

  軟雪となったトレースを下るが，時々太ももまで落ちながら下山を続ける。12:40南尾根取り付き鉱山跡通過。
  12:57~13:06矢別ダムに続く作業林道に出て小休止。ここから林道歩きで緩やかな登りである。軟雪はワカン着用でも15cm程埋まる。ぼやいても仕方なく黙々と歩く。13:48~58林道380mで小休止。下りでも埋まる状況は同じで黙々と歩く。14:59駐車地点に下山。15:05出発。15:35根崎ラグビー場解散。
　 快晴の天気に恵まれ，春山の三森山を楽しむ事が出来ました。帰路の林道歩き約２時間は晴天のツケを払う結果となりました。                                                                      （ＮＧ記）

 

恵山函館岳連冬山研修会 449m峰南尾根～権現コース 2017年3月5日

恵山函館岳連冬山研修会４４９ｍ峰南尾根～権現コース　2017年3月5日

参加者　函館山岳会６名，函館山の会９名，今金山岳会６名
　　7:25根崎ラグビー場出発。天気予報では今日１日は荒天の心配は全く無い。8:10恵山公園駐車場着。8:27開会式，コース概要説明。

　　8:33遊歩道登山口出発。固い積雪の有る階段をジグを切り登る。8:48尾根上201.9m標高点通過。右手には大きな東屋が有る。北に広い尾根上の遊歩道を進む。
　　8:53南尾根への入口の笹原に入る。直ぐにｻﾗｻﾄﾞｳﾀﾝﾂﾂｼﾞの木藪の中に入る。固く締まった雪はラッセルの苦労はない。適当に南尾根上を目指し高度を稼ぐ。次第に傾斜はきつくなり，固い雪をキックステップで足場を切り，右左と登り易い所登る。木藪はあまり混んだものでは無く，枝等を手がかりに登る。途中から青色の目印が出てきたので，従って東へトラバース気味に登る。

　　9:16南尾根270m付近に出る。木藪等を漕ぎ280m程まで登ると，細い踏み跡が現れ登る。9:20~35尾根上の295m付近で小休止。北にこれから登る南尾根，西に恵山南面，南に枯れ沢，恵山市街地の眺望が有り，なかなか良い眺めである。
　　

　　残雪の平坦な尾根を登り，9:40コル320mを通過。ここからは残雪を登るが途中から岩礫尾根の踏み跡を登る。西風が多少強く一歩一歩登る。

　　9:47恵山展望台400m着。ここまでは賽の河原から遊歩道が有る。風を避け岩陰で小休止。

　　9:50権現コース登山口を目指し出発。視界が良好なので遊歩道を適当にショートカットし，雪面を歩いたり，右手に噴気口を見ながら進む。

　　10:19権現コースへの遊歩道に出る。10:28権現コースに入る。古いトレースが有り夏道では無い，直登の固雪を慎重にキックステップで足場を切り登る。10:38高度450mからは傾斜の緩い夏道で，東側へ大きく回り込みながのジグザグの道を登る。時々西が風が強く吹き，硫化水素の臭いを感じながら登る箇所も有る。

11:13高度600m付近通過。南の岩に頂上標柱が確認出来る。
　　11:18~22頂上標柱617.6mで記念写真を撮る。11:25恵山神社前着。西風を避けて東側の陽の当たる場所で休憩となる。行動食を取り，のんびりと歓談して過ごす。

　　11:45下山開始。登りのトレースを忠実に辿り下る。12:20権現コース入口通過。遊歩道を歩き，12:33賽の河原駐車場を通過。風が有るので休まずに下山を続ける。積雪の有る観光舗装道路をメンバーと歓談しながら下る。
　　13:12~17参加者全員恵山公園駐車場に下山。13:20閉会式後現地解散。13:30~14:15恵山市民センター入浴。大広間で昼食等を取り休憩。15:00函館へ出発。15:50根崎ラグビー場にて解散。
　　安定した天気の中，ラッセル等の苦労が無く，時間的にも早い行動となりました。アイゼン，ピッケル等の研修はしませんでしたが，急登の固雪キックステップ，固雪木藪漕ぎ等は，良い研修になったと思われます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ＮＧ記）