前千軒岳 中二股沢東尾根コース
2014年4月19~20日
メンバー 4名
4月19日 晴
15:55亀田支所出発。17:15千軒岳登山者休憩所着。鍵の管理人が変わっており,新しい人の家まで行き借りてくる。17:20小屋に入り直ぐに夕食の準備。スープを作り17:40より夕食。各自持ち寄りのおかずで,夕食を取り,酒を飲みながら歓談して過ごす。20:00就寝。
4月20日 晴
3:30まだ暗い中起床。小屋の清掃をして4:03出発。4:25出戸二股沢手前300m地点着。工事関係の除雪が為されており1時間程時間短縮になる。
明るくなった4:45出発。4:50出戸二股沢。新しい橋が造られ,道のルートも新しくなっている。旧道に戻り固く締まった残雪を歩く。5:10~20凍った急斜面の雪崩れデブリを通過の為,アイゼンを着用する。5~6箇所のデブリを慎重に通過する。5:40中二股沢通過。5:50奥二股駐車場分岐通過。
6:03奥二股沢左股砂防ダムを越えた尾根取付き着。朝食を取り登りに備える。6:20出発。左手沢状から尾根に取付き急斜面を登る。残雪は固くアイゼンが良く利く。トドマツ植林を抜けブナ樹林帯の急登を登る。2014年4月19~20日
メンバー 4名
4月19日 晴
15:55亀田支所出発。17:15千軒岳登山者休憩所着。鍵の管理人が変わっており,新しい人の家まで行き借りてくる。17:20小屋に入り直ぐに夕食の準備。スープを作り17:40より夕食。各自持ち寄りのおかずで,夕食を取り,酒を飲みながら歓談して過ごす。20:00就寝。
4月20日 晴
3:30まだ暗い中起床。小屋の清掃をして4:03出発。4:25出戸二股沢手前300m地点着。工事関係の除雪が為されており1時間程時間短縮になる。
明るくなった4:45出発。4:50出戸二股沢。新しい橋が造られ,道のルートも新しくなっている。旧道に戻り固く締まった残雪を歩く。5:10~20凍った急斜面の雪崩れデブリを通過の為,アイゼンを着用する。5~6箇所のデブリを慎重に通過する。5:40中二股沢通過。5:50奥二股駐車場分岐通過。
7:10~20東尾根標高点529mで小休止。残雪ののブナ疎林帯の尾根を登る。高度を上げると北に前千軒岳北尾根が白く輝き,北西には奥二股岳がまだらに輝いて見える。尾根上の残雪は適当に固く,傾斜も緩く登り易い。
7:53~8:03高度680m~710mは残雪が切れ尾根上の根曲りを掻き分け登る。8:05~15標高点723m小休止。ここからは尾根は多少細くなり南側は亀裂の有る残雪で極力樹林帯の近くを登る。
8:40東尾根分岐770mの広い場所に出る。残雪は奥二股岳に続く様に見え進む。しかし残雪は急な沢へと続き,750mコルには続いていないので,南の袴腰岳方向から続く残雪を探す事にする。袴腰岳南下し760m付近から残雪は続いているのを見つける。北の750mコルへダケカンバ樹林帯トラバースしながら進む。
8:56コル750mから奥二股岳975mへの登りにかかる。多少急な登りが過ぎると,傾斜の緩いダケカンバ疎林の残雪の広い斜面を登る。
9:30~45奥二股岳手前の平坦な920mで小休止。ここからは前千軒岳は良く見え,頂上は近いと実感する。天気快晴微風恵まれた天気に感謝し休憩する。
ここからは奥二岳西側の残雪を登るが,次第に傾斜は増して来たので960m付近まで登り,50cm程の低い笹,枯れ草,灌木の中をトラバースしながら,北の950mを目指す。
10:13コル950m通過。SMさんはここで待機との事。10:15前千軒岳の急な登りとなる。尾根東の雪面を登るが亀裂が出始め,途中から尾根上の根曲りを掻き分け登る。傾斜が落ち平坦地を過ぎ,最後の雪面を40m程登る。
10:40前千軒岳頂上標識(新しい)着。10m程進むと古い標識も有る。大千軒岳,中千軒平は意外に雪は少ない状況である。キレットへの下り登り返し等を考えると大千軒岳はまだまだ遠いが実感である。快晴無風の暖かい天気に感謝し,記念写真を撮り,行動食水分補給で休憩する。
10:55下山開始。11:13SMさんと合流。来たコースを戻る。
雪の無い奥二股岳西側は付けてきた標識が役に立つ。11:30~38登りの休憩地点930m小休止。12:07~15稜線から東尾根分岐770mで小休止。東尾根も慎重に下る。12:45~50高度580m小休止。13:20尾根取付きに下山。
13:30出発。時々脛まで埋まる雪道を歩く。雪崩れデブリは慎重に通過する。14:55駐車地点に下山。15:07函館へ出発。16:35亀田支所解散。
快晴の良い天気に恵まれ前千軒岳頂上まで行けました。登り6時間,下り4時間,往復約
10時間の山行でした。雪の無い場所のブッシュ漕ぎ,残雪を探しての迂回,亀裂の有る雪面の登り等,緊張感の有る充実した山行となりました。 (NG記)