雄 鉾 岳 雄鉾沢コース
2013年9月7日~8日
メンバー 4名
9月7日 曇
14:20亀田支所出発。16:15雄鉾岳登山口駐車場着。16:25テント設営。16:50味噌汁を作り夕食。各自持参の夕食を取り,日本酒,焼酎を飲みながら歓談する。21:20就寝。
9月8日 晴
5:00起床。5:20カップ麺等で朝食。5:45奥本入山。テントは乾燥の為張ったままにする。
6:02出発。登山口から銀山沢の右岸の高巻き道を進む。途中フックスロープの岩場トラバースが有る。河原に下りまた高巻きをして下ると,マクンベツの滝の上の左岸への渡渉点である。6:21~24水量は多いがなんとか飛び石で渡渉。沢沿いに進み支尾根の高巻き道だが,下部は土砂崩れで土壁を登る。フィックスロープの道を登り下る。6:31~34高巻き終了。その後は所々に有るピンクテープで右左と渡渉し易い箇所を渡渉して進む。以前右岸を高巻いた箇所は,土壁に取り付きにくいので左岸を巻く。
7:00~10雄鉾沢出合二股330mで小休止。右股の雄鉾沢に入り沢通しに渡渉しながら登る。所々に古い道が出てくる。しかし土砂崩れ等で,沢を登ったり,道登りを繰り返して登る。沢の状況は2010年からは土砂崩れ,倒木等は多いように思われる。7:35頃には南西正面にガスをまとった雄鉾岳が朝日に輝いて見える。
7:40二股440mに出る。中央の尾根取付きが崩壊しており,左手から取付き道を登る。次第に下りとなり,水量の少ない小川状の沢身を右左と歩く。所々の古い道の高巻きも有る。2013年9月7日~8日
メンバー 4名
9月7日 曇
14:20亀田支所出発。16:15雄鉾岳登山口駐車場着。16:25テント設営。16:50味噌汁を作り夕食。各自持参の夕食を取り,日本酒,焼酎を飲みながら歓談する。21:20就寝。
9月8日 晴
5:00起床。5:20カップ麺等で朝食。5:45奥本入山。テントは乾燥の為張ったままにする。
6:02出発。登山口から銀山沢の右岸の高巻き道を進む。途中フックスロープの岩場トラバースが有る。河原に下りまた高巻きをして下ると,マクンベツの滝の上の左岸への渡渉点である。6:21~24水量は多いがなんとか飛び石で渡渉。沢沿いに進み支尾根の高巻き道だが,下部は土砂崩れで土壁を登る。フィックスロープの道を登り下る。6:31~34高巻き終了。その後は所々に有るピンクテープで右左と渡渉し易い箇所を渡渉して進む。以前右岸を高巻いた箇所は,土壁に取り付きにくいので左岸を巻く。
7:00~10雄鉾沢出合二股330mで小休止。右股の雄鉾沢に入り沢通しに渡渉しながら登る。所々に古い道が出てくる。しかし土砂崩れ等で,沢を登ったり,道登りを繰り返して登る。沢の状況は2010年からは土砂崩れ,倒木等は多いように思われる。7:35頃には南西正面にガスをまとった雄鉾岳が朝日に輝いて見える。
8:25~30水場標識550mにて小休止し,行動食を取り急登に備える。ここも二股で左股が水量が多く水場となっている。右股の根曲り刈分けに道を登る。次第に涸れ沢の中の道となり,大きなゴロ石の右左を登る。ミヤマダイモンジソウが多く咲いている。傾斜はきつくなり涸れ沢の中を高度を上げる。正面には雄鉾岳岩峰が見える。途中から左手の斜面への急登の道が有りこれを登る。
9:05~10岩壁の下の肩750m小休止。ここからは南東にトラバースしながら草の被った道を上り下りをして進む。途中岩壁からの土砂崩れの箇所も有るが,大きな支障はない。
9:30ルンゼの入口通過。足場の悪い土砂の急登を登る。やがてフックスロープが出てきてロープを頼りに登る。倒木がルンゼに詰まっている箇所に出る。前回はザックを降ろして下を潜ったが,今日は右手のロープを頼りに登る。更に上にもロープが慎重に登る。
前回より倒木がずり落ちたのか多少は登り易いと感じる。9:50ルンゼを抜ける。傾斜の緩い根曲り刈分けを進むとフィックスロープの有る岩場に出る。ここを登ると標識の無い鉄柱だけの海見平に出る。
10:05~15日本海,噴火湾を眺望し小休止。付近にはエゾオヤマノリンドウが咲いている。ここからは緩やかにハイマツ,灌木の道を緩やかに下り,最後は頂上への笹刈分け道を登る。
10:28雄鉾岳頂上999m着。標識の無い鉄柱と三角点が有る。北の割岩,岩子岳は見えるが,遊楽部岳は頂上付近に雲がかかっている。噴火湾,日本海等の眺望と周辺の低い山は見るが遠くの山々は雲の中である。水分補給,行動食を取り休憩する。
10:55記念写真を撮り下山開始。11:05~10海見平のロープ1人1人下る。ルンゼ内もロープを頼りに安全の為1人1人慎重に下る。ロープの無い箇所で1名補助ロープ確保で下る。後は慎重にロープ使用で下る。11:40ルンゼ入口通過。11:57~12:10岩壁の下の肩にて小休止。登った急登の道を慎重に下る。12:40~45水場にて小休止。
ここからは沢の下りで部分的には道を下る。 13:15~20二股440m小休止。雄鉾沢を下る。沢通しに下ると時間がかかるので道を探しながら下る。メンバーに疲れが出てきており慎重に下る。13:50~14:05雄鉾沢出合にて小休止。
銀山沢の下りで登りとは違う高巻き道に入ったが,足場の不安定なトラバース道で河床からも高いので,戻り登ったコースを下る。後は登りのコースを気力で歩く。14:38~40マクンベツの滝上を右岸へ渡渉。高巻き道を歩き15:03駐車状に下山。
テント撤収し,16:20オボコ莊温泉へ出発。15:30~16:10温泉入浴。入浴料450円。16:42函館へ出発。18:20亀田支所にて解散。
雄鉾岳は小さな山ですが,沢登りとルンゼ内の登りが魅力の山です。3年振りに4名で頂上まで往復しましたが,予想通り往復9時間かかりました。安全の為のロープ使用は1回5m程でしたが,初心者の人数が多ければまだまだ時間がかかったものと思われます。
沢の状況は年々変化しているので,コース判断等のは適宜にする必要があり,体力,判断力,安全確保力が求められる山と思われます。 (NG記)