袴 腰 岳 赤川アメダスコース 2021年5月16日
メンバー 5名
5月16日 曇一時霧雨
天気予報では前線が渡島半島に近づくので,13:00過ぎには小雨とのことである。6:55函館出発。途中小雨が降り出すが,やがて止む。中野ダム右岸から赤井川林道を走る。途中でKWさん合流。7:30アメダス登山口490m着。雨は上がっているが,雨具を着用するメンバーもいる。
7:44出発。曇り空であるが意外に明るい空である。トドマツ帯を過ぎ,7:54水芭蕉の咲く湿地帯を通過。次第にトトマツ帯の登りとなる。8:09作業道に出て左折。50m程進み右折しトドマツ帯を進む。作業道を横断し緩やかに下る。8:14黒井川林道に出て左折。8:16林道二股を右折。8:20袴腰岳への林道登山口着。ここまでの分岐点には,いずれも標識が付けられており,問題は無い。
平坦な道を進むと,次第に東に尾根南のトドマツ帯をトラバース気味に登る。尾根上605mに出て,トドマツ帯の中,北に直線に緩やかに登る。
8:38~44高度650m付近にて小休止。30年程前には,付近には馬が放牧されていた。ここから傾斜は増し50m程ジグを切り登る。高度690m付近からは笹刈分け,ダケカンバ帯の緩やかな道を登る。9:06高度770m付近で左折し,根曲がり刈り分けの道を登る。途中ミネザクラが1本咲いている。急登を続けると樹林帯が開け,南に函館山,雁皮山が眺望出来る。
9:25説明板の有る三角山889m着。9:33まで行動食を取り休憩する。ここからはまだ冬枯れの,根曲がり刈分け道の樹林帯を下る。9:39コル860mを通過し,緩やかに刈り分け道を北へ登る。北西には目指す袴腰岳が眺望出来る。
10:03高度1010m付近から西に根曲がり刈分けをトラバースし,直ぐに稜線コブ1050mへの笹刈分けの急登をジグを切り登る。10:12コブ1050mに出て袴越岳へ向かう。稜線はガスの中でコル1040m付近は,50m程の残雪上を歩く。10:18夏道に出て,ガスと多少強い風の中,笹刈り分けを大きくジグを切り登る。
10:25袴腰岳頂上1108.4m着。ガスの為眺望は全くない。頂上広場は樹林帯に囲まれ風が当たらないので,三角点付近でのんびりと行動食を取り休憩する。この時点で今後の降雨予報等を考慮し,計画の烏帽子岳は断念とする。
長く休んでいると寒くなり記念写真を撮り,10:45下山開始。11.02コブ1050mから南尾根を下る。11:43~54三角山889m小休止。12:40~55林道登山口560m小休止。13:35アメダス登山口に下山。13:45函館へ出発。14:20函館着。
雨含みの天気予報でしたが,山行中で雨具を着用する事は有りませんでした。暑くも寒くも無い気温状況の中,晩春の袴腰岳を楽しむ事が出来ました。 (NG記)