ア ポ イ 岳 冬島コース 6月19日
メンバー NG家族2名
メンバー NG家族2名
6:00函館出発。7:03森町から高速道路を走り10:20日高門別でおりる。12:30アポイ岳登山口ビジターセンター着。明日は台風4号の影響で雨の天気予報であり,日没まで6時間以上有るので,今日中にアポイ岳を登る事にする。天気晴で今日1日は荒天は無いと判断する。今夜のバンガローは空いており手続きをする。
13:00出発。標識に従い川沿いの道を進み,橋を渡り登山道となる。
アカエゾマツ,トドマツ,カエデ類等の樹林帯の中の道を進む。傾斜は緩く快調に歩く。13:32第2休憩所170m付近通過。途中には根こそぎ倒れた針葉樹の風倒木がある。13:37第3休憩所190m付近通過。13:43第4休憩所220m付近通過。短時間に次々と休憩所が現れる。以前から有ったようにも思われるが記憶にない。13:463合目標識通過。熊よけの鐘が有る。相変わらず樹林帯の道を登る。
13:55~14:03第5休憩所320m付近にて小休止。それぞれの休憩所にはベンチが設置され休める。ここからようやく傾斜が増してきて針葉樹林帯を登る。次第に尾根筋が見えてきて樹木の樹高が低くなってくる。
14:105合目避難小屋前382mに出る。ここからは眺望が開け,北の西尾根を目指しロープが張られ階段状に,道が整備されたカンラン岩(緑や紫色)の道を登る。14:26樹林帯の中の6合目480m付近通過。登るにつれ樹木は低くなり,エゾコウゾリナ,アポイヤマブキショウマ,アポイアズマギク,キンロバイ等の花々が咲く道を登る。
14:377合目550m付近を通過。ここからは西尾根を目指し,花々の多い岩と砂礫の道を登る。尾根上に出るとキタヨツバシオガマ,アポイクワガタ,ヒロハヘビノボズラ等が加わってくる。東正面にはアポイ岳頂上が眺望出来る。花々の写真を撮りながら多少急ぎながら登る。道脇には侵入防止の為のロープが張られている。西には様似沿岸と太平洋が眺望出来る。尾根南側を巻ながらハイマツ等灌木帯を歩く。途中幌満お花畑分岐を通過し15:068合目600m付近を通過。次第に傾斜が増し,岩の道の登りとなる。道脇にはミヤマオダマキ,ゴゼンタチバナ,チングルマ,チシマキンレイカ,アポイアズマギク,アポイゼキショウ,アポイカラマツ等が咲き写真を撮りながら登る。
15:30アポイ岳頂上810m着。小さな神社と頂上標識が有る。頂上周辺はダケカンバ等の樹林帯で眺望は無い。1名の先行者がおり,やがて途中で抜いた2名がやって来る。行動食,水分補給をして休憩する。
15:40幌満お花畑へ下山開始。ダケカンバ樹林帯の笹刈分け道を下る。樹林帯の緩やかな下りを続け1箇所急な下りを下ると樹林は無くなりお花畑に出る。16:03幌満お花畑標識通過。咲いてる花は少なく,来た甲斐が無くがっかりである。西へ曲がり西尾根へのコースを辿る。
雰囲気の良い針葉樹林帯を小さく上り下りをしながら西尾根を目指す。
16:30西尾根コース分岐通過。再び色々な花々を楽しみながら下る。17:005合目避難小屋通過。17:10~15第5休憩所にて小休止。疲労が出ており黙々と下る。18:05ビジターセンターに下山。18:20キャンプ場バンガロー着。19:10~30夕食。19:50~20:50アポイ山荘にて入浴。
入浴料500円。21:30就寝。夜半から風が強くなり雨が降り出す。
久し振りのアポイ岳で,以前の記憶を頼りに登りましたが,5合目までは記憶は曖昧でした。花々の多くなる5合目以上はほぼ記憶通りの状況で,数々の花々を楽しむ事が出来ました。時間的にも5時間程で気楽に登れる楽しい山です。 (NG記)
アポイ岳で出会った花々