大平山 西尾根コース 函館岳連夏山研修会
2014年6月21~22日
参加者 函館山岳会5名,函館山の会8名
6月21日 晴
14:10七飯町役場出発。16:20泊川の道道島牧~美利河線の河鹿トンネルで口広場着。既に函館山の会は到着している。工事現場のスーパーハウスを借りれたとのことで,今夜の宿泊と交流会の会場とする。16:40には中に入り,山の会は豚汁,山岳会はソーメンを作る。17:00より交流会が始まり持ち寄りのおかず,ビール,日本酒,焼酎等で飲み始める。20:10まで飲み歓談してして過ごし就寝。
6月22日 晴
3:45起床。4:15朝食。4:50出発。5:00登山口で入山届け記帳し出発。 トドマツ植林帯を登ると次第に枯れ沢状の道となる。整備のされない道だが,あまり草も被っていない状況の道である。しかし倒木,枝が道に出ている状況は昔のままである。ミゾホオズキ,ユキザサが僅かに咲く急登を登る。
5:45高度450m付近から右手の尾根に取付く。5:50~6:00尾根上490m付近で小休止。ここからブナ,ナナカマド,カエデ等樹林帯の尾根を登る。途中尾根の西側をトラバースしたり,ジグザグを切ったりして尾根を登る。オオバナノレイジンソウが現れ始め尾根を越える地点650mが近いと感じる。2014年6月21~22日
参加者 函館山岳会5名,函館山の会8名
6月21日 晴
14:10七飯町役場出発。16:20泊川の道道島牧~美利河線の河鹿トンネルで口広場着。既に函館山の会は到着している。工事現場のスーパーハウスを借りれたとのことで,今夜の宿泊と交流会の会場とする。16:40には中に入り,山の会は豚汁,山岳会はソーメンを作る。17:00より交流会が始まり持ち寄りのおかず,ビール,日本酒,焼酎等で飲み始める。20:10まで飲み歓談してして過ごし就寝。
6月22日 晴
3:45起床。4:15朝食。4:50出発。5:00登山口で入山届け記帳し出発。 トドマツ植林帯を登ると次第に枯れ沢状の道となる。整備のされない道だが,あまり草も被っていない状況の道である。しかし倒木,枝が道に出ている状況は昔のままである。ミゾホオズキ,ユキザサが僅かに咲く急登を登る。
6:27~37尾根を越えた650mで小休止。付近にはタニウツギが満開で咲いている。ここから植生が変わりタニウツギ等灌木とヨモギ,スイバ,棘の有る草等の道を登る。チシマフウロウ,ミヤマキンポウゲ,イブキトラノオが僅かに咲いている。2箇所にフックスロープが張られた箇所もある。次第に岩混じりのお花畑の急登となる。エゾネギ,チシマフウロウ多数,ホロハノクサフジ,エゾカンゾウ僅かに咲く道を登る。
7:00コブ810m着。例年は花々が咲いているが,今年は何もない。行動食を取り水分補給で休憩する。北東にはコブ1109mが朝日に輝き,南には狩場山,フモンナイ岳,その東にはカスベ岳,メップ岳が青空の中に眺望出来る。
7:15出発。20mほど灌木と笹の道を下り,コブ1109mを目指し笹,草場の道を登る。道脇にはチシマフウロウ,イワオウギ,オドリコソウ,カノコソウ,エゾスカシユリが咲く道を登る。7:50~55高度960m付近のフックススロープの岩場7m程を1人1人登る。7:58高度970m付近フックスロープの岩場3mを通過。付近には葉だけのオオヒラウスユキソウが有る。
岩場を進み8:03~910高度980mで小休止。付近にはアポイカラマツ,エゾシモツケ,ミヤマアズマギク,イワベンケイが咲いている。高度1010m~1040mまでのお花畑にはエゾノハクサンイチゲ,チシマキンレイカ,オダサムタンポポ,ヒメナツトウダイが咲きトラバース気味に登る。その先の新道は至る所で土砂流失で道状になっている。コブ1109mの東を目指し適当に道らしき所を登る。付近にはシナノキンバイが咲き,ミヤマオダマキ,ハクサンチドリが咲いている。
8:25~30高度1080m付近で小休止。8:45高度1100m付近からハイマツ,ダケカンバ,根曲がり等を掻き分ける不明瞭なブッシュの道に入る。所々にはトラロープが有りコースが確保されている。8:55高度1130mでブッシュ帯を出る。ここからはノゴウイチゴ,シラネアオイ,チシマフウロウの咲く道を登る。
9:03頂上手前のコブ1180着。大平山頂上が良く見える。9:05根曲がり,ハイマツ,ダケカンバのブッシュ漕ぎとなる。ここも所々トラロープ等が張られ慎重に通過すると問題無い。ブッシュを抜け草の中の道を登る。
9:15大平山頂上1190m着。山の会は30分程前に到着していたようである。暖かい陽を浴びながら,お花畑で行動食を取り休憩。付近にはエゾノハクサンイチゲ,チシマフウロウ,ハクサンチドリ,カラマツソウ,シナノキンバイが咲いている。
9:40記念写真を撮り下山開始。9:47ブッシュ帯を通過しコブ1180mに出る。眼前に広がる初夏の眺望を楽しみながら下る。10:05ブッシュ帯に入る。途中2度コースを外れ修正し10:20ブッシュ帯を出る。のんびりと花々を楽しみお花畑を下る。10:40~43フックスロープの岩場2箇所通過。
11:05~20コブ810mにて小休止。11:38尾根越え地点を通過し樹林帯に入る。12:05~13高度490m付近小休止。涸れ沢の中を下る。13:05駐車地点に下山。山の会は30分以上前に下山していた様である。13:20宮内温泉へ出発。13:40~14:20温泉入浴。入浴料500円。14:25閉会式。14:40函館へ出発。17:20七飯町役場で解散。
好天に恵まれ,初夏の大平山を楽しむことが出来ました。今年は咲いている花々の種類が少ないように感じました。登り4時間,下り3時間25分の山行でしたが,下りで筋力が無くなりヨレヨレの下りとなりました。 (NG記)