横津岳北尾根 遭難対策協議会冬山救助訓練
2016年2月13~14日
参加者 函館山岳会5名,函館山の会7名,今金山岳会6名,
北斗FMC3名,北海道警察7名, 総計28名
2月13日 曇
14:00亀田支所出発。14:15七飯町役場で2名合流。14:55森町ネイパル森着。15:30頃までに参加者それぞれ集合する。
15:40開会式。15:50からネイパル森西側広場にて簡易担架作成,負傷者のスノーモービルでの緊急搬送訓練を実施する。
16:10から創作工芸室に入り,強化プラスチック制の簡易担架組立て,ロープ結束,負傷者担架収容後のロープセット,滑車利用による吊り上げ,吊り下げ訓練を実施する。いずれも道警山岳救助隊員の指導により実施される。17:10訓練終了。
17:30より食堂にて夕食。20:00~22:00食堂にて参加者全員での懇親会となる。顔なじみの参加者と近況等を話しながら酒を飲む。おおいに盛り上がり終了する。22:30就寝。
2月14日 小雨強風
6:30起床。ネットで天気図確認。日本海低気圧が今日北海道を横断するので荒天が確実である。まだ小雨でありスキー場ゴンドラが動いていれば訓練は可能である。
7:30朝食。ここの食事の内容は夕食,朝食とも,いつでも良いものである。出発の準備をして8:35出発。8:50七飯スノーパークスキー場着。小雨が降り続くが9:00からゴンドラは動き出す。メンバーがなかなか集合せず9:30ゴンドラ乗車。10:00ゴンドラ頂上駅920m着。
ガスと強風であり訓練場所を探しながら登る。
10:10からリフト終点駅北西側下の斜面930m付近で救助訓練を実施する。ダケカンバ樹林帯であり多少風はまともに当たらない。気温は南風の為暖かいのであまり寒さを感じない。
ビーコンを埋め込み15個程のビーコンで雪崩遭難者の捜索訓練となる。大勢が統制のとれた中でビーコンを受信状態で捜索するのはなかなか難しい。1個でも発信状態であれば混乱する。色々な機種がありそれぞれ慣れている必要がある。
何とか発見しゾンデ棒での捜索となる。ここも統制がとれた状況でなければなかなか難しい。さらに雪の下の樹木,笹,土,遭難者,それぞれゾンデの反応を実感しなければ時間がかかる。
簡易担架を作成し収容し,樹木を支点に取りロープ,滑車,プルジューク利用での吊上げ搬送訓練となる。ロープ引き揚げ者,担架確保者のセルフビレイ等も重要である。
荒天の中11:45訓練終了し下山にかかる。ワカン,スノーシューの参加者はゴンドラで下山。スキー使用者はゲレンデをを下る。12:15全員スキー場ゴンドラ駅に下山。12:30閉会式後現地解散。車内で昼食を取り13:00函館へ出発。13:50亀田支所解散。
本番に近い荒天の中の訓練となりました。効率よく遭難者を発見救助するには,全ての用具の使い慣れが必要と実感した次第です。 (NG記)
2016年2月13~14日
参加者 函館山岳会5名,函館山の会7名,今金山岳会6名,
北斗FMC3名,北海道警察7名, 総計28名
2月13日 曇
14:00亀田支所出発。14:15七飯町役場で2名合流。14:55森町ネイパル森着。15:30頃までに参加者それぞれ集合する。
15:40開会式。15:50からネイパル森西側広場にて簡易担架作成,負傷者のスノーモービルでの緊急搬送訓練を実施する。
16:10から創作工芸室に入り,強化プラスチック制の簡易担架組立て,ロープ結束,負傷者担架収容後のロープセット,滑車利用による吊り上げ,吊り下げ訓練を実施する。いずれも道警山岳救助隊員の指導により実施される。17:10訓練終了。
17:30より食堂にて夕食。20:00~22:00食堂にて参加者全員での懇親会となる。顔なじみの参加者と近況等を話しながら酒を飲む。おおいに盛り上がり終了する。22:30就寝。
2月14日 小雨強風
6:30起床。ネットで天気図確認。日本海低気圧が今日北海道を横断するので荒天が確実である。まだ小雨でありスキー場ゴンドラが動いていれば訓練は可能である。
7:30朝食。ここの食事の内容は夕食,朝食とも,いつでも良いものである。出発の準備をして8:35出発。8:50七飯スノーパークスキー場着。小雨が降り続くが9:00からゴンドラは動き出す。メンバーがなかなか集合せず9:30ゴンドラ乗車。10:00ゴンドラ頂上駅920m着。
ガスと強風であり訓練場所を探しながら登る。
10:10からリフト終点駅北西側下の斜面930m付近で救助訓練を実施する。ダケカンバ樹林帯であり多少風はまともに当たらない。気温は南風の為暖かいのであまり寒さを感じない。
ビーコンを埋め込み15個程のビーコンで雪崩遭難者の捜索訓練となる。大勢が統制のとれた中でビーコンを受信状態で捜索するのはなかなか難しい。1個でも発信状態であれば混乱する。色々な機種がありそれぞれ慣れている必要がある。
何とか発見しゾンデ棒での捜索となる。ここも統制がとれた状況でなければなかなか難しい。さらに雪の下の樹木,笹,土,遭難者,それぞれゾンデの反応を実感しなければ時間がかかる。
簡易担架を作成し収容し,樹木を支点に取りロープ,滑車,プルジューク利用での吊上げ搬送訓練となる。ロープ引き揚げ者,担架確保者のセルフビレイ等も重要である。
荒天の中11:45訓練終了し下山にかかる。ワカン,スノーシューの参加者はゴンドラで下山。スキー使用者はゲレンデをを下る。12:15全員スキー場ゴンドラ駅に下山。12:30閉会式後現地解散。車内で昼食を取り13:00函館へ出発。13:50亀田支所解散。
本番に近い荒天の中の訓練となりました。効率よく遭難者を発見救助するには,全ての用具の使い慣れが必要と実感した次第です。 (NG記)