永山岳~安足間岳分岐往復 愛山渓コース,
旭岳~間宮岳~中岳分岐~中岳温泉縦走 ロープウエイ駅から
5:43~53高度1200m付近沢身で小休止。付近にはエゾクロクモソウ,エゾレイジンソウ,コモチミミコウモリが咲いている。ここからも同じ様な沢沿いの道を登る。次第に高度が上がり村雨の滝が左手に見えてくる。ミソガワソウが多く咲く道で,次第に滝を左眼下に見てトラバース気味に登る。さらにフィックスロープの有る急な登りを登り,滝の上の流れの緩やかな場所に出て,6:35右岸に渡る。ここにはシナノキンバイが多数咲いて華やかな雰囲気である。ダケカンバ帯の根曲り刈分け道を登る。
6:43~50滝ノ上分岐1380m付近にて小休止。ここからもダケカンバ帯の根曲り刈分けの道だが凹状の泥とゴロ石の登りにくい道である。次第にハイマツが現れマルバシモツケ,ミヤマホツツジ,ウコンウツギ,ミツバオウレンが咲く道を登る。更に登るとゴゼンタチバナも咲いている。西の背後を振り返ると,沼の平の沼沼が眼下に広がる。徐々にメンバーの体力の差が現れ始める。
8:05~15高度1660m付近小休止し,行動食を取る。ここからはハイマツの樹高は低くなり高山の雰囲気の良い登りとなる。 次第に岩と小石の道となり一部にコマクサ,イワブクロが咲く道を登る。尾根の南側に出てくると村雨の滝の沢上部の雪渓も見えてくる。チシマツガザクラ,イワウメ,イワヒゲ等が現れてくる。登りの傾斜も緩くなり,安足間岳から当麻岳の岩も有る尾根も見える。また永山岳も眺望出来る。
8:45~55銀明水手前1810m付近広場で小休止。チシマツガザクラ,コガネギク,ミヤマリンドウ等が咲いている。少し進むと銀明水の看板が有り小さな流れが有る。暑くなっているのでためらわずに飲む。付近にはイワギキョウ,エゾツツジ,ヨツバシオガマ,チングルマが咲いている。岩と石の道を永山岳を目指し登る。右手沢源流地帯にはエゾカンゾウが咲き,道脇にはウサギギク,ハイオロギリ,エゾヒメクワガタ,エゾノハクサンイチゲ等が咲いている。次第に傾斜が増してきて火山礫,岩等の道をジグを切り登る。イワヒゲ,エゾイワツメクサ,コケモモ,エゾノマルバシモツケが咲く道を登る。
9:30~45全員永山岳2046m頂上着。行動食,水分補給で休憩する。9:552名を残し安足間岳分岐まで往復と計画(安足間岳~当麻岳~沼ノ平経由)を変更し出発。稜線南側の樹木の無い火山皪等の道を緩やかに登り,次第に傾斜は増し,安足間分岐手前のコブまではジグを切る。所々にウスユキトウヒレンが咲いている。傾斜が落ち分岐が見え緩やかに下り登り返す。
10:22~258名安足間分岐2194m着。愛別岳,比布岳,北鎮岳,お鉢,旭岳等が眺望出来る。また遠くには東からニセイカウシュッペ山,平山,白雲岳,石狩岳,ニペソツ山,化雲岳,トムラウシ山等の黒い姿が眺望出来る。
残念だが今回は一周は断念し記念写真を撮り10:35下山開始。来た道を戻る。
10:50永山岳帰着後,全員で記念写真を撮る。11:00下山開始。
下りはただ体力勝負である。11:20~30銀明水小休止。
12:35~13:23滝の上分岐。メンバーに体力の差が出て,時間調整が必要となる。ここからは沢コースの危険を避け,尾根の33曲りを下ることにする。少し下り60m程登り返して緩やかな笹の尾根を下る。13:37沼の平分岐通過。根曲り,ハイマツ等の中良く整備された道を下る。最後の急な下りをジグを切り下り14:45~15:0033曲り分岐で小休止。15:20愛山渓ヒュッテ前に下山。15:40~16:00ホテルの温泉入浴。16:15旭岳温泉キャンプ場へ出発。
途中旭川市内で夕食と朝食購入。19:15旭岳青少年キャンプ場着。19:40テント設営。19:50より各自購入してきた夕食を食べながら飲み始める。明日の行動等を話したり,今日の山行の素晴らしさを話したりして過ごす。21:00就寝。
7月28日 曇 旭岳~間宮岳~中岳分岐~中岳温泉~裾合分岐~ロープウエイ駅
4:00起床。4:30朝食。テント撤収せずに5:10出発。5:15ロープウエイ駅駐車場。5:30駅前にて開場を待つ。5:45開場。6:00始発で出発。6:08姿見駅着。
6:25遊歩道右手から出発。天気曇で東正面に見えるはずの旭岳は全く見えない。道脇には高山植物が咲いているが,昨日と同じものなので先を急ぐ。6:40~43姿見の池にて記念撮影。
旭岳~間宮岳~中岳分岐~中岳温泉縦走 ロープウエイ駅から
メンバー 10名
7月26日 晴 函館~旭川~愛山渓ヒュッテ
7:10七飯町役場出発。7:40森インターから高速に入る。11:50~12:15砂川SA昼食。13:00旭川鷹栖インターより出る。13:45~14:00永山イオンにて食料等買い物。15:05愛山渓温泉ホテル着。ここでヒュッテ使用の手続き。10名以上は団体割引となり2300円の処1800円との事。
15:45ヒュッテに入り荷物等の整理をする。16:00~17:00ホテルの温泉入浴。露天風呂は無いけれど貸し切りでのんびりと入浴出来る。山小屋風のヒュッテに戻り17:15より各自持ち寄りの夕食を食べながら,ワイン,焼酎,日本酒,ウイスキーを飲み歓談して過ごす。ヒュッテの台所にはガス(有料),食器,鍋等の備品は有る。トイレも有り,寝具もフトン部屋から持ってくる。おおいに語り合い明日は長いので早く出発として20:30には就寝。
7:10七飯町役場出発。7:40森インターから高速に入る。11:50~12:15砂川SA昼食。13:00旭川鷹栖インターより出る。13:45~14:00永山イオンにて食料等買い物。15:05愛山渓温泉ホテル着。ここでヒュッテ使用の手続き。10名以上は団体割引となり2300円の処1800円との事。
15:45ヒュッテに入り荷物等の整理をする。16:00~17:00ホテルの温泉入浴。露天風呂は無いけれど貸し切りでのんびりと入浴出来る。山小屋風のヒュッテに戻り17:15より各自持ち寄りの夕食を食べながら,ワイン,焼酎,日本酒,ウイスキーを飲み歓談して過ごす。ヒュッテの台所にはガス(有料),食器,鍋等の備品は有る。トイレも有り,寝具もフトン部屋から持ってくる。おおいに語り合い明日は長いので早く出発として20:30には就寝。
7月27日 ガス後晴 永山岳~安足間分岐往復
3:20起床。3:40各自朝食。部屋の整理等をして過ごす。4:30出発。
林道車止めから入り直ぐ左に登山ボックスが有り記入し,登山口かどうか地図を見るるが,直進して登山道に出ると判断する。4:43どうも変だと気づき引き返す。4:55登山ボックスから登山道に入る。アカエゾマツ等の樹林帯の道を進む。5:15網目状の鉄橋を渡り左岸に渡る。直ぐに33曲り分岐でここも尾根コースを登りかけ戻る。モミジカラマツの咲く沢沿いの道を緩やかに登る。3:20起床。3:40各自朝食。部屋の整理等をして過ごす。4:30出発。
5:43~53高度1200m付近沢身で小休止。付近にはエゾクロクモソウ,エゾレイジンソウ,コモチミミコウモリが咲いている。ここからも同じ様な沢沿いの道を登る。次第に高度が上がり村雨の滝が左手に見えてくる。ミソガワソウが多く咲く道で,次第に滝を左眼下に見てトラバース気味に登る。さらにフィックスロープの有る急な登りを登り,滝の上の流れの緩やかな場所に出て,6:35右岸に渡る。ここにはシナノキンバイが多数咲いて華やかな雰囲気である。ダケカンバ帯の根曲り刈分け道を登る。
6:43~50滝ノ上分岐1380m付近にて小休止。ここからもダケカンバ帯の根曲り刈分けの道だが凹状の泥とゴロ石の登りにくい道である。次第にハイマツが現れマルバシモツケ,ミヤマホツツジ,ウコンウツギ,ミツバオウレンが咲く道を登る。更に登るとゴゼンタチバナも咲いている。西の背後を振り返ると,沼の平の沼沼が眼下に広がる。徐々にメンバーの体力の差が現れ始める。
8:05~15高度1660m付近小休止し,行動食を取る。ここからはハイマツの樹高は低くなり高山の雰囲気の良い登りとなる。 次第に岩と小石の道となり一部にコマクサ,イワブクロが咲く道を登る。尾根の南側に出てくると村雨の滝の沢上部の雪渓も見えてくる。チシマツガザクラ,イワウメ,イワヒゲ等が現れてくる。登りの傾斜も緩くなり,安足間岳から当麻岳の岩も有る尾根も見える。また永山岳も眺望出来る。
8:45~55銀明水手前1810m付近広場で小休止。チシマツガザクラ,コガネギク,ミヤマリンドウ等が咲いている。少し進むと銀明水の看板が有り小さな流れが有る。暑くなっているのでためらわずに飲む。付近にはイワギキョウ,エゾツツジ,ヨツバシオガマ,チングルマが咲いている。岩と石の道を永山岳を目指し登る。右手沢源流地帯にはエゾカンゾウが咲き,道脇にはウサギギク,ハイオロギリ,エゾヒメクワガタ,エゾノハクサンイチゲ等が咲いている。次第に傾斜が増してきて火山礫,岩等の道をジグを切り登る。イワヒゲ,エゾイワツメクサ,コケモモ,エゾノマルバシモツケが咲く道を登る。
9:30~45全員永山岳2046m頂上着。行動食,水分補給で休憩する。9:552名を残し安足間岳分岐まで往復と計画(安足間岳~当麻岳~沼ノ平経由)を変更し出発。稜線南側の樹木の無い火山皪等の道を緩やかに登り,次第に傾斜は増し,安足間分岐手前のコブまではジグを切る。所々にウスユキトウヒレンが咲いている。傾斜が落ち分岐が見え緩やかに下り登り返す。
10:22~258名安足間分岐2194m着。愛別岳,比布岳,北鎮岳,お鉢,旭岳等が眺望出来る。また遠くには東からニセイカウシュッペ山,平山,白雲岳,石狩岳,ニペソツ山,化雲岳,トムラウシ山等の黒い姿が眺望出来る。
残念だが今回は一周は断念し記念写真を撮り10:35下山開始。来た道を戻る。
10:50永山岳帰着後,全員で記念写真を撮る。11:00下山開始。
下りはただ体力勝負である。11:20~30銀明水小休止。
12:35~13:23滝の上分岐。メンバーに体力の差が出て,時間調整が必要となる。ここからは沢コースの危険を避け,尾根の33曲りを下ることにする。少し下り60m程登り返して緩やかな笹の尾根を下る。13:37沼の平分岐通過。根曲り,ハイマツ等の中良く整備された道を下る。最後の急な下りをジグを切り下り14:45~15:0033曲り分岐で小休止。15:20愛山渓ヒュッテ前に下山。15:40~16:00ホテルの温泉入浴。16:15旭岳温泉キャンプ場へ出発。
途中旭川市内で夕食と朝食購入。19:15旭岳青少年キャンプ場着。19:40テント設営。19:50より各自購入してきた夕食を食べながら飲み始める。明日の行動等を話したり,今日の山行の素晴らしさを話したりして過ごす。21:00就寝。
7月28日 曇 旭岳~間宮岳~中岳分岐~中岳温泉~裾合分岐~ロープウエイ駅
4:00起床。4:30朝食。テント撤収せずに5:10出発。5:15ロープウエイ駅駐車場。5:30駅前にて開場を待つ。5:45開場。6:00始発で出発。6:08姿見駅着。
6:25遊歩道右手から出発。天気曇で東正面に見えるはずの旭岳は全く見えない。道脇には高山植物が咲いているが,昨日と同じものなので先を急ぐ。6:40~43姿見の池にて記念撮影。
ここから広い西尾根の火山礫の広い道を登る。北の地獄谷からの噴煙を見ながらゆっくりゆっくりと登る。次第に高度が上がりガスの中の登りとなる。時々ガスが薄くなるが,どこを登っているのか判断は不可能である。地図と高度計で判断する。加えてGPSにより判断する。
7:15~25高度1880m付近にて小休止。風が強くなってきており,用心の為雨具の上着を着用する。視界20~30m程のガスの中を登る。のんびりと登るので次々と追い越されて登る。道は幅4~5m程と広く踏み跡は複数付いている。道の傾斜は同じ様な状況のまま登る。ただ黙々と高度を稼ぐのみである。高度が上がるにつれ風が強くなるが,まだ煽られる程ではない。高度2200m付近からは登山道にロープが張られており,東から回り込むように登る。頂上が近いと実感しながら登る。
7:15~25高度1880m付近にて小休止。風が強くなってきており,用心の為雨具の上着を着用する。視界20~30m程のガスの中を登る。のんびりと登るので次々と追い越されて登る。道は幅4~5m程と広く踏み跡は複数付いている。道の傾斜は同じ様な状況のまま登る。ただ黙々と高度を稼ぐのみである。高度が上がるにつれ風が強くなるが,まだ煽られる程ではない。高度2200m付近からは登山道にロープが張られており,東から回り込むように登る。頂上が近いと実感しながら登る。
8:25~45全員旭岳頂上2290m着。30名程が休憩している。今後計画通り行動するか,下山するか判断に苦しむが,メンバーの調子は悪くない様子なので計画通り行動する事を決定する。9:05東へ向け下山開始。幸い風は弱くガスの中だが,火山皪,砂利の道をどんどん下る。急斜面の下りで不明瞭な所もあるが,良く見ると解る。途中から雪渓の下りとなるが柔らかく危険な程ではない。慎重に下り傾斜の緩んだ道に出る。
熊ケ岳とのコルの平坦地を進む。やがて緩やかに登り返しが始まる。次第に西風が強くなってくるが,多少背後からであり問題無い。そろそろお鉢かと思った所へ出るとまだ先がある。平坦に近い登りで進む。
10:10お鉢の間宮岳分岐2185m着。ガスと強風の中行動食を取り休憩するが,風に煽られてのんびり休む状況ではない。幸いあまり寒さを感じない。10:15中岳分岐を目指し北に道を進む。強風は正面左から吹き付け,メンバーにより右に振られる人もいる。下り一方で登りは無いのでストックで確保しながら,黙々と緩やかに下る。高山植物の花々が咲いているがとても写真に撮れる状況ではない。
10:37~42中岳分岐2050m小休止。ロープの張られた西の中岳温泉への道へ入り下る。11:07~20高度1890m付近ハイマツ帯に入り風の当たらない場所で小休止。行動食,水分補給でのんびりとする。気が楽になり下り始め直ぐに中岳温泉が見えてくる。
11:30温泉着。足湯が出来る小さな溜まりが2個有り,6名が足湯に浸かる。3パーティー20名程が同じコースを降りてくるが足湯に浸かる人は少ない。乳白色の足湯に浸かりのんびりと休憩する。11:55出発。沢沿いの道脇にはエゾノリュウキンカが咲いている。更に下るとチングルマ,エゾノツガザクラ,コエゾツガザクラ,アオノツガザクラ,エゾコザクラが群生するお花畑の中を下る。今が盛りと咲く花々を愛でながら下る。写真も飽きるだけ撮る。
12:40~13:00裾合平分岐にてのんびりと休憩。すっかり緊張感のゆるんだ体でロープウエイ駅まで歩く。雪渓や小さな沢の上り下りを何度も繰り返しながら歩く。歩くのに飽きてきて14:30~45鏡沼にて休憩。多くの観光客が遊歩道を歩いている。14:55ロープウエイ駅着。15:15乗車。15:23下の駅着。15:45キャンプ場着。16:00~17:00白樺荘にて温泉入浴。入浴料500円。露天風呂もあり手頃な入浴料で多少混んでいる。
17:10キャンプ場に戻り17:30から夕食。飲みながら今日は強風の中,計画通り行動出来たこと等を話して歓談する。19:00よりキャンプ中の子供達とキャンプファイアーを楽しむ。21:00就寝。
7月29日 晴 旭岳キャンプ場~旭川~札幌~函館
5:40起床。6:30朝食。6:50テント撤収。7:30キャンプ場出発。8:30旭川北インターから高速に入る。9:30~10:20砂川ハイウエイオアシスにてお土産購入。11:15札幌北郷インターで出る。11:30~12:10秀岳荘にて買い物。12:25札幌南インターから高速に入る。13:30~14:00有珠山SAにて昼食。15:17森インター。16:00七飯町役場にて解散。
永山岳から当麻岳経由の沼の平回りは,出来ませんでしたが,2日目は計画通りの行動が出来ました。大雪山系のスケールの大きさを実感し,ここを登るには1日10時間を普通に歩ける体力,脚力を着ける必要が有ると思われました。 (NG記)
17:10キャンプ場に戻り17:30から夕食。飲みながら今日は強風の中,計画通り行動出来たこと等を話して歓談する。19:00よりキャンプ中の子供達とキャンプファイアーを楽しむ。21:00就寝。
7月29日 晴 旭岳キャンプ場~旭川~札幌~函館
5:40起床。6:30朝食。6:50テント撤収。7:30キャンプ場出発。8:30旭川北インターから高速に入る。9:30~10:20砂川ハイウエイオアシスにてお土産購入。11:15札幌北郷インターで出る。11:30~12:10秀岳荘にて買い物。12:25札幌南インターから高速に入る。13:30~14:00有珠山SAにて昼食。15:17森インター。16:00七飯町役場にて解散。
永山岳から当麻岳経由の沼の平回りは,出来ませんでしたが,2日目は計画通りの行動が出来ました。大雪山系のスケールの大きさを実感し,ここを登るには1日10時間を普通に歩ける体力,脚力を着ける必要が有ると思われました。 (NG記)