ユニ石狩岳 十勝三股コース
2013年7月27日 曇一時小雨
4:00起床。4:30朝食。テントは乾燥の為,張ったままとする。5:13出発。5:20林道を戻りユニ石狩岳登山口駐車場着。登山道は笹が被って状況なので雨具を着用する。
5:33出発。濡れた笹を掻き分けながら進むが,徐々に笹の被りは少なくなってくる。多少の笹刈払いが行われた状況である。更に昔は道幅3m程の作業道で有ったことが確認出来る様になる。ダケカンバ等広葉樹林帯の中の道を,今日も靴の中がびしょ濡れになり歩く。作業道の傾斜は緩く昔は車も入ってのだろうと想像しながら歩く。2013年7月27日 曇一時小雨
4:00起床。4:30朝食。テントは乾燥の為,張ったままとする。5:13出発。5:20林道を戻りユニ石狩岳登山口駐車場着。登山道は笹が被って状況なので雨具を着用する。
6:30~40作業道の高度970m付近小休止。同じ様な道を進み,9:50作業道終点となり,北への笹刈分けの登山道に入る。
樹林帯はトドマツ,エゾマツが混じって来る。傾斜はまだ緩やかで,西へ進む内に沢の音が聞こえ始める。
7:10小さな小沢を渡ると左右に分かれる道となる。1120m付近の水場と判断する。小沢の水は飲めなくもないが,飲む気はしない。左の道を下ると音に聞こえる沢に下ると思われる。急ぐ事はないので小休止とする。
7:22出発。ここからは傾斜の増した道をジグザグを切って登る。曇り空の天気は一向に晴れる気配はない。道両側の枝葉からの雨露は腕から腹まで入って,びしょ濡れである。高度が上がるにつれて樹高が低くなってくる。
8:22高度1440m付近で樹林帯が開けた場所に出る。天気が良ければ眺望が良い所と思われるが,曇り空で何も見えない。行動食,水分を補給し休憩する。ここからはハイマツ,ミヤマハンノキも混じってくる。傾斜は多少緩んで登り易くなり,高山の雰囲気も出てきて,岩混じりの道を登る。更に登ると灌木帯となり十石峠が近いと感じて登る。
9:00ガスと風の十石峠1576m着。回りの眺望は全く無く南風を避けて小休止。
9:08ユニ石狩岳へ向け出発。ハイマツ帯の岩ガレの道を下る。
9:13樹高の高いダケカンバ帯のコル1540m付近を通過しユニ石狩岳への登りとなる。次第に樹高の低いハイマツ帯の登りとなり,南東の風の吹きさらしの中の登りとなる。ガンコウラン,コケモモ,エゾツツジ等の地這い樹木の中の道も有る。岩ガレの広場にはコマクサが多く咲いている。ジグザグを繰り返して高度を上げる。ガスの中,頂上らしき山が見えたが,頂上は更に先である。幸い風は余り強くなく,気温もまだ手袋無しで問題無い状況である。最後は傾斜も緩みハイマツの中の道を登る。
9:50ユニ石狩岳頂上着。標識の有る平坦な頂上である。風を避けて北西のハイマツには入り休憩する。残念だが周辺の眺望は全く無い。計画通り頂上に来た事に満足する。昨日の様な好天を期待した事が,無理なのかも知れないと実感する。行動食を取り水分補給で休憩する。長く休んでいるとびしょ濡れの体では,寒さを感じてくる。
10:04記念写真を撮り下山開始。吹きさらしに出ると風は多少強い。エゾツツジが一輪咲いていたので写真に撮る。樹林帯コルを目指し黙々と下る。コルから登り返して10:30十石峠着。ここは風は弱いので10:40まで休憩し,記念写真を撮り下山開始。下山口にはウメバチソウが咲いている。急登の下りは,濡れた笹,根,泥等で滑らないようにと,注意しながら黙々と下る。途中3名の登山者と出会う。花々の写真は,音更山で見なかったものだけを撮りながら下る。
11:35~50水場1120m付近で小休止。ここからは傾斜が緩んだ道を下るのみである。所々に有る倒木を跨いだり潜ったりして通過する。12:02作業道終点を通過し,笹刈分け道のだらだらの下りを続ける。気が緩んでおり非常に長いと実感して歩く。12:52登山口駐車場に下山。
13:10テント撤収に出発。13:16~30シュナイダーコース登山口にてテント撤収し,国設糠平温泉キャンプ場へ出発。14:10~30東大雪ネイチャーセンター見物。ここに有る観光案内所で日帰り入浴出来る温泉を紹介してもらう。
14:33キャンプ場着。14:45テント設営。15:10温泉入浴に出発。15:15~16:00元祖湯本館にて温泉入浴。入浴料500円。16:10キャンプ場に戻る。17:00まで休憩したり,隣のテントの夫婦と話したりして過ごす。また枯れ枝を集めての,たき火を始める。17:30夕食。その後たき火を囲んで酒を飲みながら歓談して過ごす。20:00就寝。
7月28日 曇 糠平温泉キャンプ場~鹿追道の駅~十勝清水~ハーベスト八雲~函館
5:15~5:45各自起床。6:30~7:00朝食。昨夜の小雨でフライが濡れているので乾燥の為,8:00出発とする。7:30からテント撤収し,最後にフライを撤収。8:00出発。8:03~15東大雪ネイチャーセンターで登山用のパンフレットをもらう。9:10~30鹿追道の駅で休憩。9:50十勝清水インターから高速道路に入る。12:20~13:00有珠山SAで昼食。14:10~15:00ハーベスト八雲でティータイム。16:00七飯町。16:20函館着。
音更山は小雨の中出発し,稜線から上は晴の良い天気で,夏山を満喫できました。ユニ石狩岳は晴を期待しましたが,ガスの中となり眺望の無い登山でした。天気予報は好ましくない予報の中,計画通り行動出来ましたので,幸運はまだ我々に有ったと思われます。 (NG記)