遭難対策協議会夏山救助訓練
駒ヶ岳大沢コース2014年10月18~19日
参加者 函館山岳会4名,函館山の会4名,ビルゴ山岳会1名,今金山岳会7名,渡島西部 山岳連盟2名,北海道警察7名,合計25名
10月18日 晴
13:50亀田支所出発。14:25森町の宿泊研修施設ネイパル森着。15:00までに参加者集合。講堂にて15:40から開会式。その後組み立て式簡易担架組立訓練。また塩ビ性の簡易担架での使用で負傷者収容訓練を実施する。使用法では塩ビ性の人を巻き込む簡易担架の方が扱い易い。特に冬山では滑らせ易いと思われる。
17:10訓練終了。17:30~18:00食堂にて夕食。部屋に戻り22:00まで静かに?懇親会となる。飲み語り楽しい時間を過ごす。
10月19日 快晴
6:30起床。7:10~30朝食。食事の内容は公共宿泊施設ではかなり良い。寝具に始末,部屋の清掃で過ごす。昼食のおにぎり等が支給され,8:30出発。
8:40若駒園最奥部着。回りは景観は紅葉が進み美しい。8:55出発。噴火に備えヘルメット装着等である。9:04作業道車止め。ここから左折し砂防ダム右岸の作業道を進む。北東の正面に駒ヶ岳剣が峰等が青空の中に輝いている。
山麓の黄葉を楽しみ進む。9:35~40最後の砂防ダム手前450m付近で小休止。
今年はここまで砂防ダムが3個造成され,作業道も伸びている。更に泥流感知装置ワイヤー2本を越えて進むと最後のワイヤーと砂防ダムを越える。
道は無くなりツル性樹木,雑木林,カラ松等の大沢内のブッシュを掻き分ける。次第に両側の断崖で幅5m程に狭くなった場所を通過。
9:43~55高度510m付近ブッシュ内で小休止。紅葉黄葉が進んでおり良い雰囲気である。
ここからもブッシュを掻き分け登り,10:15~30高度590m小休止。高度650mを越えると大沢上部,剣が峰等の眺望が広がる。多少傾斜が落ちた大沢右岸のカラ松帯を登る。登りは遭難者の捜索訓練でもある。
10:50~11:00高度690m付近小休止後続を待つ。樹高2~3mカラ松樹林帯となり,樹木の少ない中を登る。黄色のカラ松帯は遠目には美しいが,中に入ると葉がボロボロ落ちて煩わしい。
11:15大沢高度770m付近右岸岩壁の下部着。剣が峰,大沢上部の眺望が良い中で,昼食を取りながら休憩する。駒ヶ岳大沢コース2014年10月18~19日
参加者 函館山岳会4名,函館山の会4名,ビルゴ山岳会1名,今金山岳会7名,渡島西部 山岳連盟2名,北海道警察7名,合計25名
10月18日 晴
13:50亀田支所出発。14:25森町の宿泊研修施設ネイパル森着。15:00までに参加者集合。講堂にて15:40から開会式。その後組み立て式簡易担架組立訓練。また塩ビ性の簡易担架での使用で負傷者収容訓練を実施する。使用法では塩ビ性の人を巻き込む簡易担架の方が扱い易い。特に冬山では滑らせ易いと思われる。
17:10訓練終了。17:30~18:00食堂にて夕食。部屋に戻り22:00まで静かに?懇親会となる。飲み語り楽しい時間を過ごす。
10月19日 快晴
6:30起床。7:10~30朝食。食事の内容は公共宿泊施設ではかなり良い。寝具に始末,部屋の清掃で過ごす。昼食のおにぎり等が支給され,8:30出発。
8:40若駒園最奥部着。回りは景観は紅葉が進み美しい。8:55出発。噴火に備えヘルメット装着等である。9:04作業道車止め。ここから左折し砂防ダム右岸の作業道を進む。北東の正面に駒ヶ岳剣が峰等が青空の中に輝いている。
山麓の黄葉を楽しみ進む。9:35~40最後の砂防ダム手前450m付近で小休止。
今年はここまで砂防ダムが3個造成され,作業道も伸びている。更に泥流感知装置ワイヤー2本を越えて進むと最後のワイヤーと砂防ダムを越える。
道は無くなりツル性樹木,雑木林,カラ松等の大沢内のブッシュを掻き分ける。次第に両側の断崖で幅5m程に狭くなった場所を通過。
9:43~55高度510m付近ブッシュ内で小休止。紅葉黄葉が進んでおり良い雰囲気である。
ここからもブッシュを掻き分け登り,10:15~30高度590m小休止。高度650mを越えると大沢上部,剣が峰等の眺望が広がる。多少傾斜が落ちた大沢右岸のカラ松帯を登る。登りは遭難者の捜索訓練でもある。
10:50~11:00高度690m付近小休止後続を待つ。樹高2~3mカラ松樹林帯となり,樹木の少ない中を登る。黄色のカラ松帯は遠目には美しいが,中に入ると葉がボロボロ落ちて煩わしい。
11:40から負傷者を担架に収容し,吊り上げる訓練を実施する。太いカラ松に支点を取り,滑車,ユマール,エイトカンなどをセットする。また浮き石等を除去する。確保され人が簡易担架を持ち,負傷者の場所まで下る。負傷者を担架に収容し,ロープで引き上げる。この作業には10人程の人数は必要である。メンバー入れ替わり3回実施する。
12:25~40休憩。12:45下山開始。13:25~40砂防ダム最上部450m付近小休止。
14:05駐車地点下山。14:15閉会式後,現地解散。15:10亀田支所解散。
秋晴れの良い天気の中,救助訓練が実施されました。今回は御嶽山噴火も有り,駒ヶ岳は活火山でいつ噴火するか判らない山なので,常に噴火が起きた事を想定しながらの行動となりました。 (NG記)