北アルプス白馬岳~爺ヶ岳縦走,剣岳,大日岳
7月30日~8月6日
メンバー 1名
7月30日 曇 白馬駅~白馬岳大雪渓~白馬山荘~白馬岳
5:55白馬駅からバスで登山口の猿倉へ。入山届けを出し7:00出発。道は良く整備されており,沢には頑丈な角材が渡されている。7:50白馬尻小屋着。この先から大雪渓歩きが始まる。時々落石の音がするので注意して進む。9:40葱平の斜面に取り付くが,ガレと浮き石でとても歩きにくい。11:00小雪渓をトラバースして稜線に出る。
12:30白馬山荘着。ザックを置いて白馬山頂上を往復しました。
7月31日 曇後晴 白馬山荘~鑓ヶ岳~天狗岳~不帰キレット~唐松岳~唐松山荘
ガスっているのはこの辺だけという,天気予報を聞いて5:30白馬山荘出発。6:50杓子岳を巻きコルに降りてから,ジグザグに登り7:35鑓ヶ岳着。鑓温泉分岐を過ぎると日が差してきた。
8:20天狗山荘着。冷たい水を汲ませてもらい出発する。9:05天狗の頭を過ぎると稜線が痩せてきて天狗の大下りになる。2ヶ所クサリを使って300mを下る。
10:30不帰キレット最低コル着。岩峰を見上げ印を辿って登る。Ⅱ峰に移るといよいよ険しくなってきた。クサリ,ハシゴ,桟道を慎重に進む。
ガイドブックによると核心部は2ヶ所,Ⅱ峰北峰下部にある,急な岩場を20m登り,右上した後左上し横に渡されたハシゴを渡る。次はⅡ峰北峰直下で,短いが急なクサリ場が連続するとあった。
なんとかⅡ峰を越え後はザレを行くのみ。この先で雷鳥の親子に遭遇。こちらを気にして ヨチヨチかわいい。13:40唐松岳。13:55唐松山荘に着いた。
8月 1日 曇後晴 唐松山荘~五龍岳~キレット小屋
5:45唐松山荘から出ると直ぐに牛首のクサリ場が現れ,朝露で濡れており逆層のトラバースなのでやっかいだ。慎重に足を運ぶ。後はクサリに頼り足場を探しながら降りていく。6:45大黒岳を巻くと正面に五龍岳が聳えていた。コルにジグザグに下り白岳を登り,8:15五竜山荘着。10分休んで出発。
道は次第に岩稜に変わり,クサリを登り切ると尾根の先に五龍岳三角点が有った。9:35五龍岳着。
10:35出発。直ぐに岩稜の悪場になり,連続するクサリ掴まりながら下る。11:35G5の岩峰着。赤抜のハシゴを下り,口の沢コルを過ぎて三段岩を越える。14:25キレット小屋着。
8月 2日 曇後晴 キレット小屋~鹿島槍ヶ岳~冷池小屋~爺ヶ岳~種池小屋
5:40小屋の直ぐ横から八峰キレットの登りが始まる。クサリとハシゴを伝って岩稜を登り,コルに下ってハシゴで上に。目立った難所も無く終える事が出来た。7:35鹿島槍ヶ岳北峰。8:25南峰着。布引だけを越えてお花畑を抜け,10:25冷池小屋着。遠くに剣岳を見ながら12:45爺ヶ岳中峰。13:15南峰。14:00種池小屋着。
8月 3日 晴 種池小屋~室堂~剣山荘
5:20種池小屋から柏原新道を下り8:00扇沢着。8:30のトロリーバスで出発。黒部ダムを渡りケーグルカー,ロープウエイを乗り継いで,10:00室堂に着いた。
この先3日分の用意をし11:15出発。雷鳥沢を登り,剣御前小屋の有る別山乗越に立つと剣岳が姿を現した。剣沢経由で14:00剣山荘着。
8月4日 晴 剣山荘~剣岳~剣御前小屋
お弁当の朝食を取り5:00出発。ガレの急登で一服剣を越え,武蔵コルへ下る。ザレ岩をつづら折りに登り,6:00前剣に着いた。岩稜帯を登り,スラブ状の平蔵の頭からコルに下り回り込むと,カニの立てばいが始まる。三点確保でクサリを使い登る。後はなだらかなガレの道になる。
7:30剣岳着。頂上には岩の祠が祀られている。八ッ峰の岩峰群,後立山連峰,大日三山が望まれた。
8:30下山開始。間もなくカニの横ばいに差しかかるが,着地点が見えない。クサリに掴まりバンドに沿って降りた。9:50前剣の門通過。11:05剣山荘着。スタッフが笑顔で迎えてくれる。12:30出発。ガレと雪渓の山腹を登り13:55剣御前小屋着。
8月 5日 剣御前小屋~室堂乗越~奥大日岳~大日小屋。
ゆっくり7:00出発。ゴロゴロの岩尾根を下り8:00室堂乗越通過。400m降りてきた。250m登って9:50奥大日岳着。10:30ガレ場を下り,大岩の重なり抜けると七福園。ここは修験者の行場であったそうで,大きな岩屋も見られた。中大日岳で10分休みハイマツ帯を下る。12:10大日小屋着。休憩後大日岳を往復。
8月 6日 大日小屋~大日平小屋~牛ノ首~大日岳登山口
6:40出発。ガレの急斜面をしばらく下ると水場の小沢に出た。入り組んでいるのでテープを見逃さないように下り8:00大日平小屋。草原を歩き8:40牛ノ首着。ここからクサリとハシゴで谷底に落ちるように一気に高度を下げる。9:50大日岳登山口着。10:20称名の滝バス停から立山行きのバスに乗り,山行を終えました。 (KT記)
7月30日~8月6日
メンバー 1名
7月30日 曇 白馬駅~白馬岳大雪渓~白馬山荘~白馬岳
5:55白馬駅からバスで登山口の猿倉へ。入山届けを出し7:00出発。道は良く整備されており,沢には頑丈な角材が渡されている。7:50白馬尻小屋着。この先から大雪渓歩きが始まる。時々落石の音がするので注意して進む。9:40葱平の斜面に取り付くが,ガレと浮き石でとても歩きにくい。11:00小雪渓をトラバースして稜線に出る。
12:30白馬山荘着。ザックを置いて白馬山頂上を往復しました。
7月31日 曇後晴 白馬山荘~鑓ヶ岳~天狗岳~不帰キレット~唐松岳~唐松山荘
ガスっているのはこの辺だけという,天気予報を聞いて5:30白馬山荘出発。6:50杓子岳を巻きコルに降りてから,ジグザグに登り7:35鑓ヶ岳着。鑓温泉分岐を過ぎると日が差してきた。
8:20天狗山荘着。冷たい水を汲ませてもらい出発する。9:05天狗の頭を過ぎると稜線が痩せてきて天狗の大下りになる。2ヶ所クサリを使って300mを下る。
10:30不帰キレット最低コル着。岩峰を見上げ印を辿って登る。Ⅱ峰に移るといよいよ険しくなってきた。クサリ,ハシゴ,桟道を慎重に進む。
ガイドブックによると核心部は2ヶ所,Ⅱ峰北峰下部にある,急な岩場を20m登り,右上した後左上し横に渡されたハシゴを渡る。次はⅡ峰北峰直下で,短いが急なクサリ場が連続するとあった。
なんとかⅡ峰を越え後はザレを行くのみ。この先で雷鳥の親子に遭遇。こちらを気にして ヨチヨチかわいい。13:40唐松岳。13:55唐松山荘に着いた。
8月 1日 曇後晴 唐松山荘~五龍岳~キレット小屋
5:45唐松山荘から出ると直ぐに牛首のクサリ場が現れ,朝露で濡れており逆層のトラバースなのでやっかいだ。慎重に足を運ぶ。後はクサリに頼り足場を探しながら降りていく。6:45大黒岳を巻くと正面に五龍岳が聳えていた。コルにジグザグに下り白岳を登り,8:15五竜山荘着。10分休んで出発。
道は次第に岩稜に変わり,クサリを登り切ると尾根の先に五龍岳三角点が有った。9:35五龍岳着。
10:35出発。直ぐに岩稜の悪場になり,連続するクサリ掴まりながら下る。11:35G5の岩峰着。赤抜のハシゴを下り,口の沢コルを過ぎて三段岩を越える。14:25キレット小屋着。
8月 2日 曇後晴 キレット小屋~鹿島槍ヶ岳~冷池小屋~爺ヶ岳~種池小屋
5:40小屋の直ぐ横から八峰キレットの登りが始まる。クサリとハシゴを伝って岩稜を登り,コルに下ってハシゴで上に。目立った難所も無く終える事が出来た。7:35鹿島槍ヶ岳北峰。8:25南峰着。布引だけを越えてお花畑を抜け,10:25冷池小屋着。遠くに剣岳を見ながら12:45爺ヶ岳中峰。13:15南峰。14:00種池小屋着。
8月 3日 晴 種池小屋~室堂~剣山荘
5:20種池小屋から柏原新道を下り8:00扇沢着。8:30のトロリーバスで出発。黒部ダムを渡りケーグルカー,ロープウエイを乗り継いで,10:00室堂に着いた。
この先3日分の用意をし11:15出発。雷鳥沢を登り,剣御前小屋の有る別山乗越に立つと剣岳が姿を現した。剣沢経由で14:00剣山荘着。
8月4日 晴 剣山荘~剣岳~剣御前小屋
お弁当の朝食を取り5:00出発。ガレの急登で一服剣を越え,武蔵コルへ下る。ザレ岩をつづら折りに登り,6:00前剣に着いた。岩稜帯を登り,スラブ状の平蔵の頭からコルに下り回り込むと,カニの立てばいが始まる。三点確保でクサリを使い登る。後はなだらかなガレの道になる。
7:30剣岳着。頂上には岩の祠が祀られている。八ッ峰の岩峰群,後立山連峰,大日三山が望まれた。
8:30下山開始。間もなくカニの横ばいに差しかかるが,着地点が見えない。クサリに掴まりバンドに沿って降りた。9:50前剣の門通過。11:05剣山荘着。スタッフが笑顔で迎えてくれる。12:30出発。ガレと雪渓の山腹を登り13:55剣御前小屋着。
8月 5日 剣御前小屋~室堂乗越~奥大日岳~大日小屋。
ゆっくり7:00出発。ゴロゴロの岩尾根を下り8:00室堂乗越通過。400m降りてきた。250m登って9:50奥大日岳着。10:30ガレ場を下り,大岩の重なり抜けると七福園。ここは修験者の行場であったそうで,大きな岩屋も見られた。中大日岳で10分休みハイマツ帯を下る。12:10大日小屋着。休憩後大日岳を往復。
8月 6日 大日小屋~大日平小屋~牛ノ首~大日岳登山口
6:40出発。ガレの急斜面をしばらく下ると水場の小沢に出た。入り組んでいるのでテープを見逃さないように下り8:00大日平小屋。草原を歩き8:40牛ノ首着。ここからクサリとハシゴで谷底に落ちるように一気に高度を下げる。9:50大日岳登山口着。10:20称名の滝バス停から立山行きのバスに乗り,山行を終えました。 (KT記)